2019/03/02「三鷹の森アニメフェスタ2019」第1日目の「アニメーション古今東西その16」及び「特別ワークショップ:セル画を塗ってみよう」
「三鷹の森アニメフェスタ」は例年3月の土曜日日曜日の2日間、三鷹市芸術文化センター星のホールで開催しています。第1日目は、三鷹市と三鷹市立アニメーション美術館(三鷹の森ジブリ美術館)が主催して、その年のテーマに沿った多様なアニメーション作品を上映し、そのうちの一つの作品にゆかりの方によるトークショーを開催しています。今年のテーマは「家族の絆とアニメーション」で、午前の第1部はそのテーマに沿った8つの作品が上映されました。午後の第2部は、高坂希太郎監督の「若おかみは小学生」が特別上映され、その後に高坂監督によるトークショーが行われました。
また、4歳以上の子どもたちを対象にした「特別ワークショップ:セル画を塗ってみよう!」が、同センターの地下の会場で4回に分けて、それぞれ20名の参加で行われました。私は三鷹の森ジブリ美術館の安西香月館長とご一緒に、第2部のお客様を入り口でお迎えして、セル画のワークショップを見学しました。午後2時からのワークショップには、4歳の年少児と年長児のきょうだいが参加していました。心配そうなお母さんに見守られながら、ゆっくりとしっかりと絵の具を塗っていました。気球に乗ったブタの表情もいきいきと塗られていました。その前の会で塗ったセル画を持ち帰る参加者の表情には笑顔があふれていて達成感を感じました。
当日は、高坂監督に本事業の趣旨をお話しするとともに、第1日目の企画にご協力をいただいた安西館長や同美術館の前館長で現在は株式会社スタジオジブリ代表取締役社長の中島清文さんと、今後のさらなる連携や協働について対話をしました。