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2019/03/10元気な子どもたちからエネルギーを得た日曜日

平成31年三鷹市少年軟式野球連盟春季大会開会式

 朝から雨が降るという3日ほど前の天気予報をくつがえす青空が広がった日曜日の午前8時30分、私は三鷹市大沢総合グラウンドの野球場で開催された三鷹市少年軟式野球連盟主催の「平成31年春季大会開会式」に出席しました。

 小学校の新2年生から新6年生までの29チームが、保護者や監督・コーチ等指導者の皆様が見守る中、しっかりと前を向いて入場行進をしました。女子の選手も数年前より多くなったような気がします。新6年生のチームで優勝すると、6月に開催予定の東京都大会に出場できるということで重要な大会です。先の大会で優勝したチームが優勝旗やカップを返還するときも礼儀正しく、選手代表による宣誓も「平成最後の年の大会をみんなで正々堂々と盛り上げたい」と力強いものでした。

 始球式でバッターを務めた後、私は三鷹市SUBARU総合スポーツセンター武道場に向かい、三鷹市剣道連盟主催「第33回三鷹市春季少年剣道大会開会式」に出席しました。市内には三鷹武道館、西三鷹宗武館など伝統ある剣道団体や三鷹警察署の剣道教室もありますし、中学校では市立中学校だけでなく、都立三鷹中等教育学校や法政大学中学校もあることから、年々剣道大会への参加者が増え、女子の参加者も増えているように感じていました。すると、本大会から、それまで「中学校女子」とされていた部門が、男子と同じように「中学校1年生の部」と「中学校2・3年生の部」の二つに分けられるようになったということで、剣道連盟の対応に私の実感が重なっているように思いました。

 開会式の後に、3月9日に東京武道館で開催された「第14回東京都少年剣道大会」に参加した選手7名による木刀による剣道基本技稽古法の演技がありました。当日は惜しくも入賞は逃したとのことですが、7名の落ち着いた演技に力強さを感じました。

 午後は1時30分から三鷹市公会堂光のホールで三鷹市及び三鷹市教育委員会主催「第109回親子音楽会」で主催者を代表してあいさつをしました。親子音楽会は昭和42(1967)年から三鷹市管弦楽団の演奏を乳幼児と保護者が一緒に楽しんでいただけるために企画しているもので、最近では定員の2倍の希望者が申し込まれる人気ですが、特に好評なのが「あなたも名指揮者コーナー」です。女の子、男の子、お母さん、お父さんから一人ずつ会場で挙手していただき、選ばれた方がオーケストラを指揮するのですが、今年は6歳の女の子、7歳の男の子が正々堂々と胸を張って指揮をしていました。

 その後、鷹南学園三鷹市立第五中学校に向かい、「第10回鷹南祭」のクロージングセッションに参加しました。鷹南祭は、当初は第五中学校のおやじの会の皆様が、いわゆる「文化祭」のない中学生たちが、日頃の学習活動、クラブ活動やクラスの活動を公開して、各学年の交流や生徒の相互理解を深めるとともに、地域の皆様に中学生への理解や協力を深める趣旨で開始されました。今年で10回目を迎えられたのですが、おやじの会の現役やOBが支援しつつも、数年前からは生徒が実行委員会を組織して企画・運営するようになりました。毎年参加している私は、今年はクロージングセッションにようやく間に合ったのですが、舞台での私の激励の言葉に対する生徒の傾聴と臨機応変な反応に、「コミュニティスクールを基盤とした小中一貫教育」の深まりとともに、生徒の他者理解や自己肯定感が深まっていることを感じました。

 今日の日曜日の一日は、元気な子どもたちからエネルギーを得ることができました。まさに、子どもたちは未来を牽引する存在だと痛感する一日でした。

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