2019/03/10西部地区住民協議会主催第40回コミュニティまつり
三鷹市には7つのコミュニティ住区に7つの住民協議会が管理運営するコミュニティセンターがあります。住民協議会は公募の市民委員により構成されており、西部地区住民協議会(会長:山下美和子さん)には、三鷹市の指定管理者として井口コミュニティセンターの管理運営を担っていただいています。そして、恒例のコミュニティまつりは今年で40回目を迎えており、二日目の10日は穏やかな天候に恵まれて多くの来場者が集っていました。
2階のホールには、地元の保育園、幼稚園、小中学校の児童生徒による図画工作や美術の作品が所狭しと展示されており、親子そろって作品を見る姿がある一方で、隣の会議室では中高年の方を中心に健康測定がなされており、まさに多世代の出会いが促されています。1階の体育館では、美術、書道、生け花、コンピュータグラフィックス、地域の歴史研究などが発表されているとともに、発表コーナーでは子どもたちのモダンダンスのあとで、平均年齢が70代と紹介されているフォークダンスのグループの発表が行われるなど、まさに多世代の競演が実現しています。
防犯、防災、高齢者福祉、選挙などに携わるボランティアの皆様による啓発コーナーも参加者が多く立ち寄って相談などをされています。庭では、井口囃子の披露があり、焼きそば・うどん・おでん・やきとりなどの模擬店が好評で長い行列ができています。私は約2時間ゆったりとコミュニティまつりを堪能しましたので、コミュニティセンターは地域の皆様の活動の拠点であり、交流の拠点であり、コミュニティまつりはその発表の場であること、それを会長はじめ役員の皆様、企画と実行の役割を担う多くの市民の皆様の活躍によって実現できていいることの意義を再確認しました。
さて、井口コミュニティセンターに伺うときの私の楽しみの一つは、入り口に設けられている草花をアレンジした小庭です。どなたがアレンジされているのかがようやく今日わかりました。住民協議会の役員を務めてこられた地元の農業者である大野克二さんの作品でした。当日は、さりげなく桜の花も飾られていて、一足早く春の訪れを感じることのできるまさに「歓迎のおもてなし」であり、今後もぜひ、来館する皆様の心を癒し、楽しませていただくことを願っています。