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総務省を訪問して横田総務審議官と対話しました

総務省を訪問して横田総務審議官と対話しました

総務省を訪問して、総務審議官の横田信孝さんと面談しました。
私は、総務省では、行政評価局アドバイザーと統計委員会委員をつとめています。
横田さんはその両方を担当されています。

横田さんと最初にお目にかかったのは、平成29(2017)年7月に総務省大臣官房審議官(大臣官房調整部門、統計局、統計基準、統計情報戦略推進担当)に着任された時でした。
当時は、ちょうど、公的統計に関する不適切事案が発生していたことから、横田さんは、総務省統計改革実行推進室次長と内閣官房統計改革推進室長を兼任されました。
さらに、令和元(2019)年7月には、まさに統計委員会を所管する政策統括官(統計基準担当・恩給担当)に就任され、総務省統計改革実行推進室長・内閣官房統計改革推進室室員等を兼務されました。
翌年には、総務省の行政管理局長に就任された後、内閣官房内閣人事局人事政策統括官(行政組織担当)や内閣審議官(内閣官房行政改革推進本部事務局長・内閣官房デジタル行財政改革会議事務局長補佐)をされていました。
そこで、今年の7月に総務審議官に就任された直後の統計委員会に出席されて、「清原さん、お久しぶりです。また、総務省の統計担当に戻ってまいりました。」と笑顔で挨拶してくださいました。

そんなご縁から、少しお時間をいただいて、私が三鷹市長として経験した基礎自治体の行財政改革の経験から、ぜひ、横田さんがこれまで長年にわたり取組んでこられた国の行財政改革の一端を教えていただきたいと思ったのです。
ところが、お目にかかって、横田さんの傾聴力と包容力によって、気が付けば私が問わず語りに現在の取組みや三鷹市での取組みのことを【民主主義】をキーワードにお話していました。

その過程で驚きましたのは、私が総務庁青少年対策本部で5年に一度実施していた【情報化社会と青少年】調査を担当していたことをお話しした時、総務庁で係長をお務めになられていたころに、この調査の企画等を承知されていたそうです。
まさに、【接近遭遇】でした。
この調査は、大学教員として、国の青少年を対象にした大きな調査に参加し、設計し、分析する機会を得た貴重な調査です。
21世紀になって、【青少年インターネット法】が議員立法で制定され、まずは内閣府が青少年のメディア行動に関する調査及び審議会を所管し、私も三鷹市長在任中に11年間、青少年乃インターネット利用に関する審議会の委員を務めるという経験を持ちました。
その重要な布石となるのが、総務庁での調査研究でした。
今は私が参与を務めているこども家庭庁が所管していることにも、ご縁を感じます。

横田さんの傾聴力と包容力は、総理府、総務庁、総務省、内閣府での多様な官僚としてのご経験が醸し出す人間力だと思います。
横田さんとの対話を通して、私は、お蔭様で、自身の研究歴と審議会での経験に存在する、1つの基軸が見えたような気がして、とてもありがたいことだと思います。

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