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産後ケアの取組みでご一緒している小児科医の秋山千枝子先生と対話しました

産後ケアの取組みでご一緒している小児科医の秋山千枝子先生と対話しました

東京都の教育委員に三鷹市でクリニックを開院されている小児科医の秋山千枝子先生が再任されました。
その秋山先生と、お久しぶりに、ゆっくりと午後のティータイムを過ごしました。

秋山先生とは、現在、今年度に設置された【産後ケア事業に関する有識者検討会議(産後ケア事業多職種連携協議会)】でご一緒しています。
10月には、第2回の会議がハイブリッドで開催されました。
この会議は、産後ケア事業は、助産師をはじめとした看護職を中心に、様々な専門職種が互いの専門性を活かしながら、チームとして働きかけることが不可欠であり、事業のあり方を多職種自らが議論し検討していくことが重要であることから、日本医師会、日本看護協会、日本産前産後ケア・子育て支援学会、日本産婦人科医会、日本周産期メンタルヘルス学会、日本小児科医会、日本助産師会、全国保健師長会の代表が参画し、事務局等運営支援を国立成育医療研究センター政策科学研究部が担当しています。
秋山先生と私がその取組みに関わっているのは、私が三鷹市長時代に秋山先生にお願いをして、三鷹市初の【病児保育】や【産後ケア】を開始していただいた実践経験があるからですが、特に秋山先生は、多職種の連携の必要性を厚生労働省・こども家庭庁にこの間、熱心にさは提案されてきたからにほかなりません。

さて、秋山先生は小児科として、長らく三鷹市の乳幼児の健診、障がい児施設での専門医としての関わり、学校の校医や保育園の園医をしていただいていました。
私が三鷹市長在任中には、虐待児を支援する法定の【要保護児童対策協議会(三鷹市こども家庭支援ネットワーク)】の医師会選出委員をしていただいているとともに、東京都の児童福祉審議会の委員をされていました。
三鷹市の教育委員に私の前の市長の時代から医師の委員をお願いしていましたが、その委員がご事情で退任することになりましたので、私は秋山先生にお願いすることにしました。
秋山先生は、大変に熱心に教育委員をつとめてくださり、旧制度の時でしたので、【教育委員長】も務めていただきました。

私は【コミュニティ・スクールを基盤とした小中一貫教育】をすべての中学校区で創始すべく、教育委員会と連携して取組みを進めていましたが、そのことが実現しましたのは、まさに、秋山先生をはじめとする歴代教育委員の皆様のご理解とご活躍のおかげ様で、その後の法改正により推進されることになった【教育委員会と首長部局の連携】の基礎が作られてきたからに他なりません。

そして、秋山先生のそうした幅広いご経験、東京都の児童福祉の取組みや厚生労働省、こども家庭庁の母子保健や乳幼児健診、障がい児支援のご経験を評価され期待されてのことと拝察しますが、東京都の教育委員を長きにわたりお務めいただいています。
このことは三鷹市の誇りであり、ご一緒に三鷹市での実践を進めてきた私の喜びでもあります。
この日も、【こどもまんなか】の多くの話題で、充実した対話のひとときを過ごすことができました。
秋山先生には、今後の東京都の教育行政をはじめとする大いなるご活躍をお願いしたいと思います。

 
 

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