【秋の健康ウオーキング】で紅葉の浮岳山深大寺と深大寺城跡等を散策しました。
12月8日(日)、青空が広がる日の午前中、地域ケアネットワーク新川中原(ケアネットしんなか)の【秋の健康ウオーキング】で調布市の【天台宗別格本山 浮岳山深大寺】及びその周辺を散策しました。
参加者はスタッフを含めて約50人です。
なるべく多世代の参加をと、従来の平日開催ではなく、日曜日開催としたことから、数人の留学生も参加してくれました。
三鷹市役所の地域ケアネットワーク事務局からは、今年4月地域福祉課長に就任した木村祐介課長と中島颯平さんが参加しました。
朝の集合後、畑谷代表の趣旨説明、東京都観光ガイドボランティアをされている大戸副代表が、当日のコースの概要説明をしました後、各グループごとに出発しました。
今回のウオーキングは、4つのグループに分かれて活動することとなり、私は健脚グループのうちの1つのグループのガイドを担当することになりました。
そこで、数日前に、畑谷代表、大戸副代表、推進委員の河村さんと私の4人が、ガイド担当として下見にでかけました。
その日も好天で、特にもみじの紅葉が美しい日でした。
当日はガイド担当は写真は撮れないと考えて、折々に訪問先の状況確認のためにも写真を撮りました。
当日は、下見の成果をもとに、主として下記のルートでガイドをしながら歩きました。
●1963年に建立された左手にそばの実、右手にそばつゆの入った徳利をもった【そば守観音】とその前:の蕎麦畑
●深大寺創建時の水神【深沙大王】を祀っている【深沙堂】:【深沙大王像】は、当山開基の満功上人の作と言われている
●深大寺の水源
●お寺の前の池については、やがては当山開基の満功上人の母となる娘が、親の反対で池の中島に幽閉された際、【深沙大王】が遣わした【霊亀】が父となる福満を乗せて島へ渡して救い出し、反対していた両親も2人の仲を許したというエピソードを紹介しました。
こうして、【深沙堂】が【縁結び】のご利益があるとされていることも紹介しました。
●慶應の大火に燃えずに残った山門・香炉の紹介
●深大寺【本堂】【元三大師堂】【開山堂】【満功上人像】【中西悟堂像】
●国宝【釈迦如来像】
●深大寺【鐘楼】【庫裡】高浜虚子像など境内の句碑
●【深大寺城跡】:蕎麦畑や外堀
●都立神代植物公園水生植物園
●青渭神社(創設3000年〜4000年前)
●不動の滝
スムーズにウォーキングを終えた時、参加者の皆様は、何度か訪ねた深大寺ではあったけれども、【深沙堂】【開山堂】【深大寺城跡】については初めて訪問した方が多かったことがわかりました。
また、深大寺と言えば【厄除け】のイメージが強かったところ、【縁結び】のエピソードなどは新発見であったようで、新たな視点が加わったことをよかったと思います。
身近な場所での健康ウオーキングを通して、参加者の皆様同士が親しく交流し、語り合いながら、ゆっくりと【紅葉】や【清らかな水の流れ】を楽しむことができた様子に、ガイド役の私もほっとしました。
こうして、ウォーキングの後には、多くの参加者が、新鮮な気持ちで昼食の【深大寺そば】を味わうことができたのではないかと推察します。