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【江南市議会厚生文教委員会研修会】で講師を務めました

【江南市議会厚生文教委員会研修会】で講師を務めました

愛知県【江南市議会厚生文教委員会研修会】の講師としてお招きを受け、【『こども基本法』に基づくこどもまんなかまちづくり】について講演しました。

そのきっかけは、厚生文教委員長の藤岡和俊議員さんと同僚議員さんが、2023年10月に、滋賀県大津市にある【全国市町村国際文化研修所(JIAM)】の令和5年度トップマネジメントセミナーで、「こどもまんなかまちづくり~こども家庭庁の設立とこども基本法の施行~」についての私の講演を聴講してくださったことです。
その内容を、ぜひ、厚生文教委員の議員さんと共有されたいということでご依頼がありました。
有難いことです。

そして、昨秋、講演のご依頼をいただいた後、2024年11月に姫路市で開催された【全国都市問題会議】に、輪足が主催者の1つである【公益財団法人日本都市センター】の理事として参加した際、同じく参加されていた江南市議会の伊藤吉弘議長と藤岡議員とお目にかかることができて、相互に「ご縁」を感じたのです。
こうして、この日、名古屋駅から名鉄に乗り換えて「江南駅」に到着すると、江南市議会事務局議事課の職員が迎えにきてくださいました。
お昼ご飯は、市役所地下の食堂で親子丼をいただきました。

2024年6月1日に【市制施行70周年】を迎えた江南市の厚生文教委員会研修会の進行は、厚生文教委員会副委員長の土田紫議員が務めてくださり、はじめに、藤岡委員長が研修会の趣旨説明をされるとともに、私を紹介してくださいました。
講演は下記の内容でお話ししました。
1.基礎自治体における【二元代表制】の意義
2.少子化とこどもをめぐる現状
3.【こども家庭庁】の設立と【こども基本法】
4.【こども大綱】と【自治体こども計画】
5.こどもの【ウェルビーイング】と【こども・若者の意見表明機会の保障】
6.【こども政策と教育政策の連携】の必要性
7.【こども家庭庁】の2024年度補正予算及び2025年度予算の概要
8.【こどもまんなかまちづくり】と【議会】への期待
研修には、厚生文教委員会所属の議員さんだけでなく、片山裕之副議長はじめ、厚生文教委員会以外の議員さんも参加してくださるとともに、澤田和延市長はじめこども政策担当の職員の皆様も参加してくださいました。

講演の途中と最後に質疑応答の時間を設けましたが、多くの議員の皆様から、実践や市民との対話に基づく多様なご質問・ご意見をいただきました。
江南市では、【江南市議会基本条例】が2014年4月1日に施行されています。
「地方自治の更なる進展を図るためには、市民と自治体との深い信頼関係による協働の精神が必要不可欠である。」と始まる前文は、「市民の信託を受けた市長とともに二元代表制の一翼を担う江南市議会は、市民に開かれた議会を目指し議会改革検討委員会等を立ち上げ、さまざまな改革を重ねてきた。
その結果として江南市議会は、公平性、透明性を確保し市民福祉の更なる向上を目指しつつ市民の意思を的確に反映した市政を実現するべくその権能を発揮するとともに、執行機関等が行う市政の運営に対する監視と評価の機能を果たすため、ここに、地方自治の本旨に則り、この条例を制定する。」と書かれています。
そこで、【こどもまんなか】の取組みとして、たとえば、2024年12月に「中学生と議会との意見交換会」を実施しているとのことです。

そして、第13条には、「研修及び自己研さん」として、「議会は、議員の政策の立案及び提言能力の向上等を図るため、議員研修会等の開催及び図書等の充実に努めるものとする。2 議員は、より高度で積極的な議会活動に資するため、自己研さんに努めるものとする。」と定められています。

その議会の「研修及び自己研さん」の取組みに、私を講師としてお招きいただいたことに、感激し、感謝するとともに、江南市の「二元代表制」の一翼を担う江南市議会の議員の皆様の益々のご活躍を願いながら、江南市を後にしました。

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