2021年度になりました。
- 2020/04/01
- 日記・コラム, 三鷹市
- 地方公共団体情報システム機構, 杏林大学, ルーテル学院大学
本日より杏林大学の客員教授に就任しました。
昨年度に引き続き、ルーテル学院大学の客員教授を継続するとともに、新たに学事顧問の役割をお引き受けしました。
両大学ともに三鷹市に所在する大学であり、三鷹市長在職中に両大学と防災や医療・保健・福祉をはじめとして幅広い分野で協働の取り組みを重ねてきました。
そこで、前市長として、両大学での教育や研究等を通じて社会や地域にご恩返しできることをまことに幸いであると感謝致します。
ただ、杏林大学では新型コロナウイルス感染拡大に伴い、学生の健康面・安全面を最優先に考えて入学式は中止、4月の講義・実習を自宅学習としています。
授業再開は、現時点では、医学部は5月11日(月)から、保健・総合政策・外国語学部は5月7日(木)からを予定しています。
ルーテル学院大学も入学式は中止で、現時点では授業開始は5月11日(月)からの予定です。
両大学ともに、今後の状況により変更の可能性があります。
昨年度は3月以降、小中学校、高等学校等での一斉休校が行われ、卒業式の実施が見合わされたりしました。
大学でも同様で、卒業式が中止されたり、入学試験に影響がありました。
今後も、新型コロナウイルス感染症対策により学びの場への影響が想定されますので、初等中等教育・高等教育共に、オンライン授業の導入や改善、オンラインでの学習相談の充実など、自宅学習の際の学びの保障や支援の在り方が課題と認識しています。
また、本日より地方公共団体情報システム機構(略称はJ-LIS ・吉本和彦理事長)の代表者会議の委員に就任しました。
本機構は、2014年4月1日に、「地方公共団体情報システム機構法」に基づいて、地方共同法人として全国知事会・全国市長会・全国町村会によって設立されました。
住民基本台帳法、電子署名等に係る地方公共団体の認証業務に関する法律、マイナンバー関連法等に基づいた自治体の制度関連システムを構築して、行政事務の合理化、効率化を図る自治体情報化の推進を支援する各種事業を実施しています。
代表者会議は、本機構の意思決定組織で、地方3団体からの代表として飯泉嘉門徳島県知事、辻宏康大阪府和泉市長、荒木泰臣熊本県嘉島町長に加えて、学識経験者が3人加わって、6人で構成されています。
私は光栄にも、学識経験者として選任されました。
現在は、新型コロナウイルス感染症 対策のために、対面を避ける社会的距離の確保が課題となっています。
そこで、テレワーク、リモートワーク、オンライン手続き等のニーズが増加しています。
私は、本機構がこれらを含む多様な政策課題に対応した適切な自治体情報化推進事業が実施できますように、三鷹市長としての経験を生かしつつ、メディア学や情報通信政策等の研究者として、本機構の代表者会議委員の役割と責任を果たしていきたいと身を引き締めています。