友情の祝福に感謝(2)
【21'三鷹市政研究会】の第33回総会に招かれ、参加しました。
この会は、三鷹市内の農業、商工業、建設・不動産業、専門職などの異業種で、多世代の有志が、市民の立場で三鷹市政の発展をはかろうとする会です。
会長は、三鷹市消防団の元団長であると共に三鷹交通安全協会の前会長であり、特に、三鷹市の安全安心の取組みに多く関わっていらっしゃる石井義之さんです。
会員の皆様は、それぞれに、「清原さん、お久しぶりです。昨年の叙勲、おめでとうございます!」と声をかけてくださいました。
この会では、会員の皆さんが会費を出し合い、正副会長や幹事の皆さんによる運営委員会が、年に数回、多分野の講師を招いた研修会や、文化的な親睦会を企画しています。
私が三鷹市長在任中は、年に1度、2月の総会の折などに、三鷹市の市政について講演をさせていただいてきました。
そして、その質疑応答を通して、市政に理解を深めていただくと共に、市民の立場で地域課題を提起されたり、必要な政策の方向性などを提案していただいたりしてきました。
しかしながら、私が市長退任後からコロナ禍が襲い、昨年までの数年間は対面による研修会や親睦会を慎重に見合わせる時期があったそうです。
石井会長は、「おかげさまで今年で33回目を迎えた会ですが、コロナ禍でなかなか思うように活動ができなくて苦慮しましたが、ようやく昨年から対面による研修会や親睦会が復活して、総会も書面審議ではなく対面で行えるようになり、ホッとしています」と笑顔です。
総会が40名以上の会員の参加により、2024年度の活動報告並びに収支決算・監事報告、会費徴収、2025年度活動計画案・収支予算案、役員改選など、すべての議案が承認されたのち、私に挨拶の機会をいただきました。
私は、まず、本当にお久しぶりに皆さんにお目にかかれたと共に、昨年の叙勲を祝福してくださったことに感謝しました。
そして、いつも申しているように、「私のこの度の叙勲は三鷹市長としての取組みに与えられたものであり、多くの市民の皆様や関係団体の皆様との【協働】、市議会の皆様との緊張感に溢れた【協調】、私を支えて誠実に働いてくれた職員の皆様のご活躍のおかげさまである」との想いをお話ししました。
総会後、会員の皆様には、「清原市長在任中、市民として市政の一端に関われて幸いでしたよ」と声をかけてくださる方が何人もいて、本当に光栄です。
「今後も三鷹市との協働をよろしくお願い致します」と改めてお願いしました。
総会の後の懇親会では、お隣に座った石井英章副会長、板橋利定副会長、坂本恭一副会長、榎本宏太郎監事はじめ、それぞれの機会で協働してきた会員の皆様と、各テーブルを回って話の花が咲きました。
そして、会を代表して、石井会長から花束が贈られました。
ここでも皆様の想いが託された【花のチカラ】を感じました。
私には、すべての市民の皆様に、市長在任中にご一緒に協働していただいたことへの感謝を伝えることはできないのですが、こうした機会にお目にかかれた方々に、直接、お礼を言えることは本当に幸いなことです。
この日、【21'三鷹市政研究会】の皆様との対話を通して、おとなの友情のありがたさを感じて、とても感動しました。



