エントリー

友情の祝福に感謝(3)

友情の祝福に感謝(3)

私が三鷹市長在任中には、【協働・感動・躍動】をキャッチフレーズに、何よりも【民学産公】の協働に努めました。
NPO法人三鷹ネットワーク大学推進機構を構成する市内外の大学・研究機関の皆様、農業協同組合、商工会、商店会連合会、法人会はじめ税務団体の皆様、町会・自治会・住民協議会等地域自治組織、防犯協会・交通安全協会等警察関係団体、消防団・自主防災組織・消防関係団体、社会福祉協議会・地域包括支援センターはじめ福祉団体の皆様など、多様な市民・各種団体の皆様との【協働】こそ、市民生活の日常生活を支えています。

そして、市民生活の安定のためには、基礎自治体の【二元代表制】に基づく【民主主義】的プロセスの確保が欠かせません。
市長にとって、市政の円滑な運営には、多様な市民の代表である市議会議員の皆様との、緊張感に溢れる対話が必要です。
市長当時、ある時は説得力を尽くし、ある時は自身が説得されることもあるような、市長と市議会との相互の真剣なやりとりの積み重ねが、市民本位の自治体経営のチカラになりました。

そして、先日、【協働】のパートナーの方々と、前市議会議員の方々数名との懇談の機会がありました。
この機会をアレンジしてくださったのは、武蔵野法人会の前会長であり、現在も東京都トラック協会や交通安全協会の役員を務められている竹内政司さんと、三鷹商工会の元会長であり、現在は三鷹消防署関係団体の会長を務められている佐藤文典さんのお2人です。
お2人の呼びかけで参加された前市議会議員の方々は、2023年4月に退任された元市議会議長の石井良司さん、同じく元市議会議長の宍戸治重さんと吉野和之さんで、私が退任するまで副市長を務めていただいた内田治さんにもお声がかかっていました。

竹内さんは、私が市長在任中に開始された武蔵野法人会の【税に関するハガキコンクール】に対して、私が近隣市長に呼びかけて、武蔵野税務署管内の武蔵野市・三鷹市・小金井市の市長賞・教育長賞の授賞が実現したことに、改めて謝意を述べられました。
佐藤さんは、商工会の会長当時、市の商工振興審議会の副会長として、【価値創造の産業振興】を提起したり、竹内さんと一緒に【まち・ひと・しごと総合戦略推進会議】の委員として、市内中小企業支援の政策を提案・推進した経験の意義を語られました。
石井元議長は、三鷹市が世界テレポート連合から【インテリジェント・コミュニティ】のトップワンに選ばれた際、その年にトップセブンの1つに選ばれたフランスのイッシー・レ・ムリノー市長から市長、議長が招かれて、私とご一緒に【フランスの全国市長会】に参加し、私が三鷹市の事例報告をしたこと、文化財であるパリ市役所で開催の懇親会に参加した経験を振り返られました。
宍戸元議長は、【都立井の頭恩賜公園開園100周年】の年に、当時の天皇皇后両陛下(現在の上皇上皇后陛下)が非公式に公園を訪問された際、私たち2人は地元の市長・市議会議長として、当時の武蔵野市長・市議会議長と共に、公園を散策し、昼食をご一緒にいただいた時の緊張した会食の想い出を、皆様に紹介されました。

この他、美味しいお料理をいただきながら、参加者の皆様と、私が市長在任中に、ご一緒に三鷹市政の発展と向上に向けて働いた際の重い責任を振り返るとともに、だからこそ、その経験がそれぞれにとって大変に価値のあることを再確認しました。
そして、会の最後に、竹内さんから参加者を代表して、私への祝福の花束が贈られました。

こうして、この日も参加者の皆様からの友情溢れる真心を伝える【花のチカラ】を感じました。

ユーティリティ

記事検索Entry Search

Search
キーワード

過去ログArchives

RSS Feed