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【地域ケアネットワーク大沢・設立10周年記念式典】に前市長として参加しました

【地域ケアネットワーク大沢・設立10周年記念式典】に前市長として参加しました

三鷹市には7つのコミュニティ住区に7つの地域ケアネットワークが設立されています。

私は2003年4月に、初めて三鷹市長選挙に臨む際、【市民の皆さんとのお約束2003年版(マニフェスト)】を掲げました。
そして、【実行に移す《7つのポイント》】の中に【1.高齢者や障がい者に安心を 安全で便利なバリアフリーの推進を】を位置づけました。
さらにその中に、(1)バリアフリーのみちづくり・まちづくりの推進、(2)「地域ケア日本一」の実現、(3)安全と安心のまちづくり、の3つを提起しました。
その「地域ケア日本一の実現」については、次のように説明しています。
「高齢社会にあって今必要とされているのは、サービス利用者の視点に立った地域ケアの新たな手法です。
介護サービスの充実とともに予防多岐な観点から健康な生活を維持する仕組みづくりを進めます。
保健・医療・福祉の関係者の皆さんとの連携を図るとともに、ボランティアやNPOの皆さんとの協力体制をつくり、三鷹を在宅で生涯を全うできるまちにします。

そして、4年間の目標を【在宅で生涯を全うできる「地域ケア」モデル事業の実施】としました。
研究会での「地域ケア」モデル事業の内容に関する研究を経て、最初に設立されたのは井の頭地区で、2004年11月のことでした。

その後、2008年7月に新川・中原地区、2009年2月に西三鷹地区、2011年3月に東部地区、2013年3月に連雀地区、2014年2月に三鷹駅周辺地区、最後に2015年2月に設立されたのが大沢地区です。
それぞれの地区の地域ケアネットワークはそれぞれの地域の実情に応じて多様な取組みを実践していて、年に数回の代表者会議でそれぞれの取組みについて情報交換するとともに、年に1回の合同事業について検討し実施しています。

2024年末には井の頭地区の「20周年記念式典」が開催され、2025年2月には最後に設立された大沢地区の「10周年記念式典」が開催されたのです。
この日、私は前市長として招待され、ケアネットしんなかの畑谷代表、大戸副代表と一緒に参加しました。

大沢地区には大正時代に調布より伝授されて始まった「三鷹囃子」があることから、オープニングは多世代による伝統の【お囃子】で始まり、獅子舞やこどもたちの踊りが祝福してくれました。
現在の代表の伊藤吉夫さんは、大沢地区にある三鷹市総合グランウンドで「東京国民体育大会」が開催されたことにちなんで、その時のジャンパーで登場しました。
その活動は三鷹市から表彰されるとともに、ケアネット大沢として、ユニークな取組みである【買物ツアーかわせみ】を実施している社会福祉法人にじの会の石﨑優仁理事長、解除担当の飯野龍二さん、事務局担当の齊藤恵美子さんに感謝状が贈られました。
【買物ツアーかわせみ】とは、2017年6月に開始された買物送迎支援事業で、社会福祉法人の送迎用車両を活用して、高齢者等買物に支障のある方を自宅から買物場所まで送迎する事業です。購入品の袋詰めや支払いをサポーターが支援します。
石﨑理事長によりますと、にじの会は主として障がい者福祉事業をされていますが、2017年に社会福祉法人に関する法令が改正され、社会貢献事業が求められることになったことから、地域のニーズに応えて社会貢献事業として取り組むこととして、すでに800回を超えており、地域に定着していることを誇りとしているとのことです。

この日、司会を進行したのは、ケアネット大沢の菊地陽子副代表と、香川卓見副代表です。
香川副代表は、三鷹市大沢地域包括支援センター長をおつとめで、【三鷹市介護保険事業者連絡協議会】の会長をされています。
地域ケアネットワークは、三鷹市との協働の事業です。
そこで、式典には三鷹市の小嶋義晃健康福祉部長はじめ地域福祉課の職員も参加していました。

式典終了後に、香川副代表、小嶋部長と語り合う機会を得たことから、地域ケアネットワークの設立をお願いした前市長であるとともに、現在は地域ケアネットワーク新川・中原の推進ボランティアとして、設立10周年を迎えた【地域ケアネットワーク大沢】の未来を切り拓くためのご尽力を心を込めてお願いしました。

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