2025年度を迎えて、こども家庭庁参与としての新たな決意
4月1日、令和7年度、2025年度の初日を迎えました。
私は、光栄にも、引き続き【こども家庭庁参与】の役割を与えられ、初登庁しました。
新入職員の皆さん、自治体から出向された皆さん、内閣府・厚生労働省・文部科学省・関係団体などから新たにこども家庭庁に就任された職員の皆さん、さらには庁内で異動された職員の皆さんによって、各局各課に、新しい風が吹く初日の様子でした。
私は、新年度早々から、幸いにも渡辺長官、中村官房長と早速の打ち合わせの機会があり、初心を新たにすることができました。
そして、新たに長官官房審議官に着任された水田審議官とも挨拶することができました。
実は、水田審議官とは初対面ではありませんでした。
水田審議官が文部科学省初等中等教育局の初等中等教育企画課長をされていらした時の取組みの1つに【「令和の日本型学校教育」を推進する地方教育行政の充実に向けた調査研究協力者会議】がありました。
私はこの会議の座長を務めていたことから、事務局担当の水田課長とはご一緒に、丁寧に協議を重ねながら検討を進めた経験があるのです。
そんなご縁があったことから、「清原参与とまたご一緒に仕事ができて光栄です」と言っていただきました。
私こそ、こうしたご縁があることはありがたいことです。
なぜなら、【こどもまんなか政策】を進めていくためには、初等中等教育との関連性をきちんと意識していくことが必要である考えているからです。
それと共に、この協力者会議の検討課題の1つは【教育における首長部局と教育委員会の連携強化】であったように、国のこども政策・教育政策については、文部科学省とこども家庭庁の連携は必須です。
その後も庁内で、明日からは国会での法案審議の準備や対応を控えてご多用となる藤原生育局長、吉住支援局長、各局の課長の皆さんと、年度当初のあいさつをしたり、短いながらも対話する機会を得ることができました。
最後にこの日は特段の事業がないのでひっそりしている【こどもまんなか広場】に出向き、こどもたちの書いた文字で作成された【こどもまんなか・こども家庭庁】の木の看板を見て、改めて【こども家庭庁参与】の使命を再確認しました。
そして、少子化の進行で人数が減少しているこどもたちの声が、思いが、願いが、意見が、活動が、決して軽視されることがないように、真に【こどもまんなか】の政策形成やその具体化が進むように働きたいとの決意を新たにしました。
