七夕に開館記念日を迎えた三鷹市星と森と絵本の家を訪問しました。
7/7は 七夕の日、国立天文台の中にある三鷹市星と森と絵本の家の開館記念日です。
コロナ禍で、現在は月・水・木・金曜日の平日のみ開館しています。
火曜日の今日は通常は休館日ですが、開館記念日ということで、特別に開館しているとホームページで知って訪問しました。
国立天文台の大正時代に建てられた旧官舎を当時の部材を活用して再建した日本家屋の絵本スペースでは、今日から一年に一度更新する企画展が初日を迎えています。
テーマは「見る・知る・感じる絵本展『宇宙のいのち』」です。
人間をはじめとして生命のいる星は地球だけと思われてきましたが、最近では、他にも生命体がいる可能性のある星に関する研究が進んでいます。
そして、地球にいる生命についても、まだまだ研究が求められています。
興味深い絵本とともに、子どもも大人も知的好奇心が湧く展示です。
雨混じりの曇りの午前中は、数組の親子と、熱心に絵本を調べる学生風の人が静かに穏やかに過ごしていました。
職員に聞きますと、新型コロナウイルス感染症対策のために、平日は開館をしていますが、来館者とクラフト等をしている「星と森と絵本の家フレンズ」との協働事業は年内はすべて休止予定とのことです。
館内では職員の他に2009年の開館以来清掃を担当している三鷹市に生まれ育った女性にもお会いして、それぞれの笑顔から、コロナ禍の中での来館者の心の安らぎを支える「おもてなしの心」を受け止めました。