全国市長会事務総長の荒木慶司さんを訪問しました。
東京都千代田区平河町にある全国都市会館にある全国市長会(会長・立谷秀清相馬市長)の事務局に、事務総長の荒木慶司さんを訪問しました。
荒木さんは、事務次長・事務総長を合計すると8年余りの長きに渡り全国市長会の歴代会長を中心とした活動を支えてきました。
この数年は熊本地震や全国各地の豪雨被害などの災害が多く発生しました。
現在は、会長室・事務総長室の直ぐ近くに設置されている「令和2年7月豪雨対策本部」が大変に多忙の様子でした。
荒木さんは総務省消防庁長官を経験されていたことから、歴代会長による被災地に寄り添う活動の推進に貢献されました。
現在は、コロナ禍に令和2年7月豪雨被害が重なって、多くの都市自治体が困難に直面しています。
今日も、全国市長会・九州市長会が、「令和2年7月豪雨に関する緊急要請」を国の関係府省に提出したとのことです。
なお、7月15日開催の理事・評議員合同会議で、8月14日付をもって荒木事務総長の退任が承認されたとのことです。
私は、三鷹市長を退任するまでの約3年間、全国市長会の3人の会長のもとで副会長を務めたことから、歴代会長及び荒木事務総長と総会、理事・評議員合同会議等の運営や国への要請行動をご一緒しました。
そこで、荒木事務総長が全国市長会の歴代会長とともに創造してきた事務総長としての実績が、次の事務総長に継承されることを、市長経験者の1人として心から願い、信じます。
今後も、現場の市民の声を聴き、市民生活に実質的に役立つ施策の実現のために、全国の市長で構成される全国市長会の行動力・実行力・発信力が求められていると思います。