9月1日は「防災の日 」です。
9月1日は「防災の日 」です。
すなわち、「政府、地方公共団体等関係諸機関をはじめ、広く国民が台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する」こととし制定された啓発の日です。
コロナ禍でなければ、この日の前後には、防災訓練が全国各地で開催されます。
大正12年9月1日に発生した関東大震災では、多くの尊い命が失われて、人や家屋等に大きな被害がもたらされました。
その歴史的事実を忘れずに、という意義もあるとともに、8月31日と9月1日は台風が多く襲来する「二百十日」にあたります。
こうした時期を迎えて、今後の発災が想定される首都直下地震への備えを促す、警視庁警備部災害対策課発行の『地震のときはこうしよう』と題する冊子を、身近な中仙川交番の警察官に頂きました。
『地震のときはこうしよう!』は、マンガで描かれています。
自分自身の身を守る「自助」、相互に助け合う「共助」、警察、消防等公的機関による 「公助 」について、それぞれの意義と具体的取組みについて紹介しています。
私が三鷹市長在任中には、市民の皆様、町会・自治会の皆様、三鷹警察署、三鷹消防署、三鷹市消防団をはじめ、防災協定を交わしている多くの関係団体の皆様と協働して、7つのコミュニティ住区ごとに総合防災訓練を実施してきました。
けれども、コロナ禍で、三鷹市で総合防災訓練は中止となっているように、今年は防災訓練を中止する自治体が多いと思います。
しかし、地震・台風をはじめ災害は、コロナ禍だからといって、発生しないわけではありません。
そこで、『地震のときはこうしよう!』や、東京都が発行し全戸配布している黄色と黒の表紙の『東京防災』や、女性の視点でまとめられている、ピンクの表紙の『東京くらし防災』などを読み直しながら、家族で防災を話し合いたいと思います。