9月9日は「救急の日」です。
先日、三鷹消防署の小森身智世署長に伺いましたところ、8月31日現在の救急車出動件数は5,241件、前年同期比マイナス796件とのことです。
新型コロナウィルス感染症予防のために、市民が手洗い・うがい等を励行し、体調管理していることの影響と思われます。
私が三鷹市長在任中は、この日、三鷹消防署 で救急業務協力者の感謝状贈呈式が行われていましたが、今年はコロナ禍で受賞者を集めての式典は中止するとのことです。
そこで、小森身智世署長は、受賞者の個人や団体代表者を訪問して、感謝状を贈呈されるとのことです。
コロナ禍でも、熱中症搬送をはじめとして、救命救急のニーズはあります。
とくに、今年の8月は猛暑が続いて、熱中症の搬送者が多かったようです。
そして、戸外での発症の場合より、屋内での発症の場合の方が重症化の傾向があったそうです。
救急の日を迎えて、私たちが日々感染予防に努めているコロナ禍の時にこそ、いざと言う時に必要な救命救急の意義を、再確認したいと思います。