スタジオジブリが全作品の場面写真の提供を開始しました。
スタジオジブリは9月18日から、全作品の場面写真を順次提供すると発表しました。
9月は『思い出のマーニー』『かぐや姫の物語』『風立ちぬ』『コクリコ坂から』『崖の上のポニョ』『借りぐらしのアリエッティ』『ゲド戦記』『千と千尋の神隠し』の8作品、合計400枚が提供されています。
私は、三鷹市長に就任する前、東京工科大学メディア学部の教授を務めていた頃、あるメディア関係の雑誌に「ケイコ先生のメディア人間大好き」というコラムを連載していて、小金井市にあるスタジオジブリのオフィスに鈴木敏夫プロデューサーを訪問して、インタビューをさせていただいたことがあります。
多くのジブリ作品をプロデュースされている鈴木プロデューサーは、とても穏やかに、しかもテンポよく、アニメーション映画のプロデュースの楽しさと難しさについて語ってくださいました。
その鈴木敏夫プロデューサーは、今回の場面写真の提供に当たり、肉筆で、「常識の範囲で ご自由にお使いください」と書いています。
本当に優しいですね。
長引くコロナ禍で、体だけでなく、心こそ疲れを感じるような初秋の今、スタジオジブリの作品の場面写真が、多くの人々の心を癒してくれるように思います。