ルーテル学院大学の石居基夫学長と対話しました。
私が学事顧問・客員教授を務めている三鷹市大沢にあるルーテル学院大学の石居基夫学長と対話しました。
新型コロナウイルス感染症対策のために、前期の授業はオンライン授業が主でした。
後期は、原則として午前中はオンライン授業、午後2時半以降は 対面授業を実施するというハイブリッド型の取り組みで対応しています。
石居学長は、突然のコロナ禍で、緊急事態宣言もあったことから、今年度は入学式を実施できなかったので、新入生である一年生の大学生活への順応の困難について想いを馳せ、心を砕いています。
オンラインを含めて、できる限り学生との「対話」の機会を増やし、大学の運営に学生の声を反映していきたいと抱負を語ります。
10月17日に大学院臨床心理学選考修士課程の10月期の入学試験が実施されますが、昨年より志願者が増加しているとのことです。
本学では、大学院生用の研究室や駐車場、個人ロッカーを用意し、働きながらでも学びやすい環境を整備しています。
授業はすべて木曜日、金曜日の午後6時30分から午後9時40分までと、土曜日の午前8時50分から午後6時までに開講され、フルタイムで働きながら学びたいという人も学べるようにしています。
さらに、長期履修制度を利用すれば、自分のペースでじっくりと授業の履修や修士論文の執筆、特定課題研究への取り組みが可能です。
人生100年時代を迎えて、仕事をする中で、新たに学習や研究の意欲が湧くことは大いにあります。
ましてコロナ禍では、ルーテル学院大学が提供している臨床心理学や社会福祉学への社会的ニーズと関心の高まりは大きなものとなっているようです。
本学では、専門性を高め、それを生かした貢献ができますように、学生には資格取得に向けた指導に力を入れています。
臨床心理学分野では、公認心理師、臨床心理士、認定心理士、児童心理師の資格、社会福祉学分野では、社会福祉士、精神保健福祉士、社会福祉主事、児童指導員、保育士などの資格取得を目指す学生への指導がなされています。
石居学長はじめ教職員の活躍が、コロナ対策と学生本位の教育と生活支援の充実に結び付くように、私も努力したいと思います。