自治総合センター理事長の荒木慶司さんと対話しました。
先日、(一財)自治総合センターを訪問し理事長の荒木慶司さんと対話しました。
本センターは、1977年4月、全国知事会、全国市長会、全国町村会、全国都道府県議会議長会、全国市議会議長会、全国町村議会議長会の地方六団体等が発起人となって地方の共同組織として設立されました。
本センターは、コミュニティ助成、シンポジウム助成、環境保全促進事業助成等で自治体を応援しています。
また、これらの事業は宝くじの受託事業収入を財源としており、地域のコミュニティ活動の充実・強化を図ることなどを通して「宝くじの社会貢献広報事業」を行っています。
荒木理事長は、8月まで全国市長会事務総長を務めていました。
その前は自治省・総務省で活躍され、最後は消防庁長官をおつとめでした。
そうしたことから、全国的に地震や水害などの災害が多発する時代にあって、全国市長会の立谷秀清会長が進める防災対策特別委員会の設立と運営を支えました。
荒木さんは、これまでのご経験を基礎に、現在は本センター理事長として、withコロナ、afterコロナの時代における「住民本位の自治体の課題解決活動」の推進の未来を考察しています。
新型コロナウイルス対策とそれに関連した社会経済状況が厳しさを増す現状にあって、各自治体の努力と地方六団体の連携強化によって、住民本位の地方自治の新たな地平が切り開かれていくことを願いたいと思います。