むすびえ・こども食堂基金活動報告会に参加しました。
12月3日全国こども食堂支援センター・むすびえ主催「 むすびえ・こども食堂基金活動報告会(オンライン)」に参加しました。
前半は、むすびえ・こども食堂基金の採択団体の和歌山県和歌山市の「おのみなと子ども食堂 」の岡定紀さん、愛媛県宇和島市の「UgranmaJapan 」の松島陽子さんが実践を報告しました。
コロナ禍において、創意工夫によってこども食堂が地域の多世代の居場所であることを具体的に示すものであり、大変納得しました。
後半は「新型コロナウィルス対策緊急プロジェクト」支援企業パネルディスカッションとして、「こども食堂を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる」をテーマに、基金に寄付をしているイオン株式会社環境・社会貢献部の塚田さん、一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)事務局長鈴木さん、三菱商事株式会社サステナビリティ・CSR部千住さんが、むすびえ理事長の湯浅誠さんのファシリテーターのもとで、企業等が取り組むこども食堂支援の意義や成果について語り合いました。
コロナ禍の中で、孤立しやすいひとり親家庭や貧困家庭を含む、子どもと大人に寄り添うこども食堂の実践は、企業の社会貢献活動やもったいないとフードロスを防ぐなどの環境保護活動の理念と一致するとともに、地域の多様な課題解決に結びつく萌芽を持っているようです。
私は、思いがけず、全体進行の三島さんに促され、最後に選考委員長として、発言の機会をいただきました。
採択団体や寄付をしていただいている企業や休眠預金の活用を図るJANPIAの鈴木さんの想いと出会えて幸いでした。
当日は90人が参加しましたが、参加できなかった皆様のために、むすびえのホームページでは、当日の録画映像を配信しています。
こども食堂に関心のある方もない方も是非ご覧ください。
最後の数分には、私の発言も収録されています。