三鷹市新川の「砂場本店」で年越しそばをいただきました。
三鷹市新川で1923年(大正12年)に創業の 「砂場本店」で1日早い年越しそばを食べました。
季節限定の「冬のおそばランチ」には、温かいたぬきそばに、鶏肉おこわ、切り干し大根、なめこおろし等が付いて900円です。
3代目店主の桑名重行さんは、長年に渡り東京都麺類協同組合で役員を務め、おそばやうどんという麺類が持つ栄養価と魅力を発信する研究開発と普及の活動などが評価されて、2019年に厚生労働大臣賞を受賞されています。
そして、創業当初から、おそばなどの配達をお店の自前で行い、プラスチックの容器を使うことなく、美濃焼や有田焼をはじめ陶器等の容器を回収することを通して環境保護を実践しています。
桑名さんは、「最近は新型コロナ対策として、行政が税金でデリバリーサービスをしたり、民間企業の飲食店と連携したデリバリーサービスが増える時代になりましたが、多くのそば屋は相変わらず自前で店主や従業員が配達して、お客様とプラスチック容器を減らすリユースで環境問題に貢献しています」と、笑顔で自信を持って語ります。
そして、コロナ禍の今年は、お客様から是非手打ちのおそばを家で食べたいとのご要望が寄せられたことから、大晦日の午前11時から店の外にテントを設けて店頭販売を行うことにしたそうです。
私は1日早い年越しそばで、体がぽかぽかになりました。
皆様も、ぜひ健康長寿を願い、ご家族揃って、あるいはお一人でも、感染対策をしたお店あるいは自宅で、「福を招く年越しそば」を食べましょう
そして、心も体も温めながら、コロナ禍に負けることなく、明るい新年を迎えたいですね。