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文部科学省中央教育審議会生涯学習分科会に出席

文部科学省中央教育審議会生涯学習分科会に出席

文部科学省中央教育審議会生涯学習分科会に出席し、人生100年時代 society50時代の生涯学習の在り方について意見交換しました。

私は、新しい時代の生涯学習政策を検討する際には【多世代交流】【インクルーシブ】【協働】がキーワードとなること、【児童生徒1人1台パソコン】 の普及が図られる中、【コミュニティ・スクール】【放課後地域子どもクラブ】など、学校と生涯学習の連携の意義と必要性等について発言しました。
また「少子長寿化が進む中にあって、地域課題の解決を図る生涯学習・社会教育を進める際には、首長部局との連携、特に福祉部門との連携がさらに必要」と発言しました。

この会議では、総合教育政策局地域学習推進課課長補佐の西田将史さんから、職員個人として政策提案した「ボランティアポイントの創設」についての説明を聞きました。
私が市長を務めていた三鷹市でも、私の前の市長の時から職員による政策提案制度を実施し、提案された政策の中から具体的に予算化するなど実現したものも少なくありません。
文科省でも、こうした制度があるとともに、審議会で審議している内容と密接に関係したボランティアポイントの提案について、その内容を共有できてよかったです。

私も、大学教員及び市長時代に、北海道栗山町のクリンなどの地域通貨、エコポイントやボランティアポイントなどの事例や導入可能性について検討した経験があります。
西田さんが報告した教育分野でのボランティアポイントの事例である兵庫県加古川市かこがわウエルビーポイントの取り組みは、導入によってボランティア参加者数が増加し、地域と学校がつながり地域が活性化するなどの効果があらわれていること、取得したポイントを教育の充実に寄付する人の割合が高いことなど、その動向が注目されます。

私も、今後、機会を作って加古川市の事例に学ばせていただきたいと思います。

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