三鷹市で迎えるコロナ禍の天皇誕生日。
三鷹市でも昨日は全国と同様に20度を超えるほど2、3日暖かい日が続いたからか、天皇誕生日のこの日、近所には梅の花だけでなく、河津桜も美しく咲いています。
コロナ禍で、昨日も午前も午後もオンライン会議で、ずっと椅子に座っていたことから、今日は空を見上げ、樹々や野鳥の様子を気にかけながら、ゆっくりと散歩をしました。
私は三鷹市長在任中、緑化推進委員の市民の皆様の提案を受けて、東京農業大学の濱野周康教授のご指導をいただきながら、NPO法人花と緑のまち三鷹創造協会を設立し、養成講座を履修した花壇ボランティアをはじめとして市民の皆様のご活躍で、市内に花と緑が増えてきました。
お庭や花壇だけでなく、玄関先のプランターや植木鉢で草花を育てる家やマンション、アパート、団地の皆様が増えています。
通勤、通学、買い物や散歩などで、道を行き交う人の心を樹木や草花は慰めてくれます。
今日も河津桜を見上げながら、同じように見上げていた見知らぬ人と、お互いにマスク越しに笑顔を交わしました。
花咲く樹の持つチカラは、人と人との優しさと思いやりを繋いでいます。
まだ2月ですから、もうしばらくは寒い日があるはずと思いながら、青空に映える桜 の花に、心は春を迎える準備に入ったように思います。