杏林大学の広報誌『あんず』2021年春号が発行されました。
この度、私が客員教授を務めている杏林学園 杏林大学の広報誌『あんず』2021年春号が発行されました。
本誌には、新年度を迎えて、松田博青 学園長・理事長、松田剛明副理事長、大瀧純一学長、市村正一病院長、渡邊卓医学部長、岡島康友保健学部長、北島勉総合政策学部長、坂本ロビン外国語学部長それぞれのメッセージが掲載されています。
コロナ禍にあって、新入生にコロナ特別講義が実施されたこと、国際交流やオープンキャンパスなどの学内の動向に関する情報が掲載されています。
特に注目されるのは、三鷹市新川の「高度救命救急センター」北側に取得した新校地で 、2 0 1 9 年 1 1 月から建設が進められていた「松田進勇記念アリーナ」が 、2 0 2 1 年 3 月に竣工したことなど、新しい教育施設の整備が進んでいることです。
このアリーナは地上3階建てで 、1 階はバスケットボールコート2面、部室も最大26部屋配置され 、学生が集い活動できる環境が整備されています。
2 階には柔道場、剣道場 、スポーツジム などが配置されています 。
3階は観覧席で 、備 え付けられた収納型の座席と1 階の座席わせて約 3 , 2 0 0 人の収容が可能となり、式典など でも活用されていきます 。
また、部室も最大26部屋配置され 、学生が集い活動できる環境が整備されています 。
また、大学病院には21室の手術室があり 、新 型コロナウイルス感染症拡大前の時点で、稼働率は90%を超える状況の中、今後患者さんの手 術のニーズ増加に応えられるよう、より高度な手術を行うハイブリッド手術室 1室、 内視鏡手術対応可能な手術室 2室の合計3 室増築 中です 。
さらに、松田進勇記念アリーナに隣接する医学部講義棟は 、国内外の先進的な医学部施設を参考に、学生や教員のニーズを取り入れ 、創造的な学習活 動や知的探究の場となるラーニングセンターや併設のカフェ、少人数で学ぶチュートリアルルームや150人規模の講義室などが配置される予定です。
2022年3月竣工予定です。
コロナ禍にあって、地元に医学部、保健学部等のある大学および同附属病院のあることは、本当に心強いことだと痛感しています。
そして、医学部等の教育をさらに充実させる環境整備が進んでいることは、少子長寿化の時代における感染症対策を含む多様なニーズに応える上で重要な取組みであると思います。