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三鷹市で見る飛行機雲。

三鷹市で見る飛行機雲。

この頃、道を歩いているときに、三鷹市の上空に飛行機が飛ぶ音に気づくことが続いています。
どこから来てどこに行くのかは定かではありませんが、その音に気づいた通りがかりの子どもも大人も、思わず空を見上げます。

私も、飛行場の音に惹かれて思わず上空を見上げましたが、飛行機には、野鳥の声を聞いて空を見上げる時のように、思わず私たちに空を見上げさせる力があります。

実は三鷹市長在任中の数年前に、国土交通省から羽田空港離着陸の飛行機の空路の変更について情報提供がありました。
そして、令和2年(2020年)3月末より、羽田空港新飛行経路の運用が開始され、国際線を増便することになりました。
その際、私が住む三鷹市上空は基本的には羽田空港関係の飛行機が飛ぶことはないとされていました。
また、昨年3月からのコロナ禍で、国際線自体の運行も当初計画よりも少なくなったようではあります。

また、三鷹市、調布市と府中市の市境にある東京都立調布飛行場は、大島町、新島村、神津島村、三宅村といった東京都の4つの島を結ぶ飛行機の定期便が発着する重要な空の玄関です。
ただ、その定期便については、三鷹市上空を飛ぶ距離はほとんどないと聞いています。

2015年7月26日に日本の調布飛行場を離陸した直後の飛行機が、東京都調布市富士見町の住宅地に墜落した航空事故があります。そして、搭乗者、墜落した住宅に住んでいた人の尊い命が失われたといういたましい出来事があります。
東京消防庁では「東京都調布飛行場近隣住宅地における小型航空機の墜落火災」と呼称しています。
この事故は、住宅街と隣接する飛行場が持っている危険性を露呈した事故であり、三鷹市長在任中の私は飛行場の地元市長の1人として、調布市長、府中市長、三市の市議会の皆様とご一緒に、東京都知事、担当の港湾局へ、事故の再発防止と被害者への補償等について要望したことを覚えています。

そうした経験があることから、どうしても、空の安全に対する関心は強くなっています。
そこで、比較的低い空を飛ぶ飛行機に少しの怖さを感じながら、とにもかくにも、安全な運航をと願わざるをえません。

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