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『月刊視聴覚教育』誌の6月号に寄稿しました。

『月刊視聴覚教育』誌の6月号に寄稿しました。

月刊視聴覚教育』誌の6月号特集「教育の近未来 2030年に向けて 視聴覚教育の役割とは②」に「『society5.0 時代』の情報保障をはかるインクルーシブ なメディア教育を」を寄稿しました。

近年は青少年のインターネット利用が普及し、学校教育においてもGIGAスクール構想の普及により、タブレット端末やデジタル教科書の普及が進もうとしています。

従来は、よいコミュニケーションとは相手に同意を求める説得的コミュニケーションでしたが、インターネットが普及する近年は自ら発信する情報が幅広く拡散することが重視される傾向にあります。
しかしながら、フェイクニュースが社会問題となる中、多様性を尊重しつつも、いかに情報の真偽を見極め、自分に必要な適切な情報を選択できるかが重要になっています。
そこで、児童生徒には、溢れる多くの情報から真偽を見極める力、自ら考えや意見、感想などを適切に発信する力であるメディアリテラシーが求められています。

また、障がいのある児童生徒にとってICTは、情報の利活用を支援する機能を持ち、インクルーシブ教育にも貢献する可能性があります。
そこで本稿では、児童生徒が格差なく教育機会を享受できるように情報保障をはかることが求められていること、情報の真偽や最適性を判断できるメディアリテラシーを培う方向での視聴覚教育の充実が必要であることなどをまとめました。

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