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「霞テラス」に置かれたベンチにて。

「霞テラス」に置かれたベンチにて。

先日、文部科学省を訪問した際、打ち合わせと会議の間のしばらくの時間を、近くの広場「霞テラス」に置かれたベンチに座って過ごしました。

通り過ぎる人も決して多くはないコロナ禍の昼間の時間帯に、ふと見上げると、新緑の木々の葉の向こうに、超高層の霞ヶ関ビルディングと霞ヶ関コモンゲートのビル が迫ってきます。

霞ヶ関ビルディングは地上36階で 、1968年に竣工した日本で初めての超高層ビルです。
霞ヶ関コモンゲートは、旧文部科学省と旧会計検査院庁舎跡地の再開発事業で、西館の最上階は37階とのことです。
このビルには文部科学省、文化庁、金融庁、会計検査院等の官庁がある他、民間のオフィスや商業施設があります。

ベンチから二つの超高層ビルを見上げると、その向こうには初夏の曇り空が広がり、まるでその雲に遠慮しているかのように狭い青空が覗いています。
新緑の木の葉越しに見える雲と狭い青空に、千代田区霞ヶ関という東京都心の中にいながらにして、爽やかな安らぎを感じることができました。

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