石井農園でキツツキの穴を見せていただきました。
先日、三鷹市牟礼の石井農園のじゃがいも即売会に伺った際、「最近、どこからか電動ドリルのような音がするので畑の隣の林を見回るとキツツキの一種があけたと思われる穴を発見しました」と案内してくださいました。
木の中程にあけた穴を覗くと、中は空洞になっていて、キツツキがつつくコツコツとした音が、きっと反響して大きな音に聞こえたのではないかと推測されます。
穴があいている木の下には、細かい木くずが散乱していて、キツツキが「森の大工さん」と呼ばれる理由がわかったように思います。
穴を掘る理由は、巣穴作りのため、食糧の昆虫や樹液を得るため、求愛などのお互いのコミュニケーションの為など、いろいろと考えられるとのことです。
残念ながら、コゲラやアカゲラなどのキツツキの姿を見ることはできませんでしたが、キツツキが見事にあけた穴をみられたことで、私の心にはまちなか農家の畑にもキツツキが存在するという事実が感動とともに刻まれました。