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消防育英会の評議員会議に出席しました。

消防育英会の評議員会議に出席しました。

6月23日公益財団法人消防育英会 (秋本敏文会長)の評議員会議に出席しました。
昨年の6月から評議員をお引き受けしていますが、この間はコロナ禍でしたので書面審議が行われてきました。
そこで、この日は評議員に就任して初めての対面での会議となりました。

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本育英会は、たとえば東日本大震災を含む火災や震災、水害等で殉職したり、重い障害を持つようになった消防団員・消防職員、一般協力者の子ども達に奨学金を支給しており、コロナ禍にあって、その意義が再確認されています。
返済が必要な貸与ではありません。

議長は2013(平成25)年から東京消防庁第24代消防総監を務められ、現在は公益財団法人市民防災研究所理事長の大江秀敏さんです。
大江さんが消防総監在任中に、私は三鷹市長として、当時の三鷹消防団の正副団長、三鷹消防署長と一緒に総監室を訪問して懇談した経験があります。
また、大江さんが総務省の第27次消防審議会の委員を務められた際には、私は専門委員を務めました。

平成25(2013)年12月、「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」が成立し、国及び地方公 共団体は、消防団への加入の促進、消防団員の処遇の改 善、消防団の装備の改善、消防団員の教育訓練の改善等 に関して必要な措置を講ずることが義務付けられました。
これを踏まえ、総務省消防庁では「消防団充実強化対策本部」 を立ち上げ、第27次消防審議会に対して「消防団を中核とした地域防災力の充実強化 の在り方」について諮問しました。
審議会ではこの諮問に関する調査審議が進められたことから、平成27(2015)年12月に提出された「消防団を中核とした地域防災力の充実強化の在り方」に関する答申のとりまとめに大江さんとご一緒に参画しました。
お久しぶりにお目にかかり、ご縁の深さを確認しました。

さらに、評議員には、NPO法人スローライフ・ジャパンの川島正英理事長がいらっしゃいました。
川島さんとは2005年日本国際博覧会、通称「愛・地球博」で、三鷹市が「三鷹市民デー」を開催した時に協働した経験があります。
三鷹市はNPO法人スローライフ・ジャパンの呼びかけに応じて、情報通信技術(IT)を単に利便性の向上だけでなく、暮らしの豊かさやゆとりにつなげる、新たな『スローライフ』を提案するものです。
そこで、7月31日(日)まで、瀬戸会場市民パビリオンホール2階「対話ギャラリー」で、「スローライフなIT都市・三鷹」をテーマに、学校や地域におけるIT活用の取り組みや、三鷹の森ジブリ美術館、井の頭公園など憩いのスポットを紹介するパネル展示をしました。
また、7月22日(金)の午後には、ホールイベント「三鷹の日」を実施しました。職住近接のライフスタイルであるSOHOや、ITを活用した新たなコミュニティ活動を展開している市内のNPOのみなさんをゲストに招き、当時市長であった私とのトークセッションを行いました。

というわけで、本育英会の評議員をお引き受けしたことから、これまでのご縁が今につながり、奨学生への支援を通じて、未来につながることに感謝したいと思います。

保護者を消防の殉職で見送らざるを得なかった奨学生の皆様が、何よりも健康で、安全に、心豊かな小学校、中学校、高校、大学、専門学校等での生活を送られることを心から願います。

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