三鷹の森ジブリ美術館が開館20周年を迎えました。
- 2021/10/01
- 三鷹市
- スタジオジブリ, 三鷹の森ジブリ美術館
三鷹の森ジブリ美術館が10月1日で開館20周年を迎えました。
心から、おめでとうございます!
私はジブリ美術館が開館した2001年当時は、東京工科大学メディア学部教授で三鷹市在住であったことから、美術館を運営している(公財)徳間記念アニメーション文化財団の理事の就任をスタジオジブリから依頼され、快諾していました。
そこで、9月29日に開催の内覧会を訪問して最初の企画展「千と千尋の神隠し展」を鑑賞しました。
すると、そこには展示の最終確認をされていた宮﨑駿監督がいらして、初めてお目にかかりました。
今、20周年を迎えた10月1日、あの時のカラフルで独創的な美術館での、宮﨑監督、初代館長の宮﨑吾朗さんはじめスタッフの皆様との出会い、来館者との距離が近いスタジオジブリのアニメーションに関する展示物、土星座でしか見られない宮﨑駿監督による短編映画から受けた感動が鮮やかによみがえります。
さて、ジブリ美術館は昨年からの新型コロナウイルス感染症予防対策のために、開館日数を減らしたり、1日の来館者数を抑制せざるを得なくなり、その運営も今までにない厳しさに直面することになりました。
私は開館20周年を直前に控えた9月のある日、ジブリ美術館を訪問して、宮﨑吾朗監督が監修した「アーヤと魔女展」を鑑賞するとともに、初代の宮﨑駿監督に続いて二代目の館主に就任されている中島清文さんと、コスモスが咲くテラスで対話しました。
中島さんは、
「コロナ禍の中で開館20周年を迎えて、今までとは違う方向性を模索し、決断することができています。7月からのふるさと納税による美術館運営のためのご寄付は現在は三千万円を超えています。ありがたいことです。先行き不透明な状況でなかなか来館できない皆様のことを思って、10月1日には新たな取り組みを公表しますから楽しみにしてください」
と話してくださいました。
どんな発表かを楽しみにしつつ、その日も私は、美術館に来館しなければ入れないショップのマンマユートで、ジブリグッズを買って帰りました。
そして、迎えた10月1日のお昼過ぎに、中島さんのお話の通りに素敵な発表がありました。
20周年を迎えて
「これを機に、さらなるワクワクと楽しさをご提供させて頂きたく『三鷹の森ジブリ美術館オンラインショップ「マンマユート」』を新しく開設することにいたしました。」
とのことです。
10月1日には、全国的に緊急事態宣言やまんえん防止措置が解除されたとはいえ、ジブリ美術館に出掛けられない方が多い中、美術館ショップのマンマユートでネットショッピングできることはワクワクする楽しさを与えてくれます。
どうぞ、皆様、下記のホームページから、オンラインショッピングをお楽しみください。