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「太秋」という品種の柿の味わいから、コロナ禍の実りの秋に感謝して

「太秋」という品種の柿の味わいから、コロナ禍の実りの秋に感謝して

三鷹市社会福祉協議会の吉野壽夫会長は、果物づくりをされています。
柑橘類の一種には「鷹兵衛」という名称を商標登録されています。
先日、吉野さんが丹精された「太秋」という品種の柿を頂戴しました。

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吉野会長は、かねて吉野測量設計事務所の代表をされていた測量の専門家です。
そして、我が家の土地を購入する際、前の持ち主が依頼して土地の測量をされていたのは、吉野さんでした。
その時はまだお知り合いにはなっていなかったのですが、私が三鷹市長に就任した際に正式にお目にかかった時、吉野さんは三鷹市民生・児童委員連絡協議会の会長でした。
やがて、吉野会長が、我が家の土地の測量図に刻まれたお名前の方だとわかって、深いご縁を感じました。

そして、その後、民生・児童委員を代表して理事を務められていた三鷹市社会福祉協議会の会長に就任されました。
ご一緒に取り組んだ東日本大震災時の東北地方の復興支援をはじめ市民の皆様からのご寄付の受け入れ事業や防災の取り組み、「敬老のつどい」の共催、社会福祉協議会の拠点を古い建物から現在の元気創造プラザに円滑に移行する取り組み、ボランティアセンターが活用している三鷹市の分庁舎建て替え事業等等、多くの多様な社会福祉の事業を協働させていただきました。

柿づくりなど農業にも取り組む吉野さんは、今年も昨年に続いて残念ながら開催中止となってしまった「三鷹市農業祭」の品評会にも柿だけでなく柑橘類、野菜などを出品されていました。

吉野さんは、
「今年は夏が大変に暑く、その後の9月は雨が多かったせいか、しっかりと実った柿の実の数は少ないのです」と話されていました。
そこで、庭先販売もまもなく終了とのことです。

私は、このように厳しい自然環境の中での柿づくりのご努力に感謝して、貴重な秋の味覚の代表である「太秋」という柿の実の甘さを堪能させていただきました。

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