三鷹市市制施行70周年記念式典に出席しました。
11月3日午前、三鷹市公会堂光のホールで開催された「三鷹市市制施行70周年記念式典」第1部式典に出席しました。
式典には、姉妹自治体のたつの市長・市議会議長、矢吹町長・町議会議長、東京都市長会会長、市議会議長会副会長、都議会議員、衆議院議員、多摩地域6市の市長・市議会議長はじめご来賓が臨席されていす。
式辞の後、式典では名誉市民として第5代三鷹市長の安田養次郎さん(ご欠席)と、三鷹市出身の音楽家の沼尻竜典さんが表彰されました。
続いて、市政の各分野に貢献された特別功労者12名に感謝状が贈呈されました。
感謝状が贈呈された方々は、私が2003年から2019年迄の4期16年間の三鷹市長在任中からも市政に貢献された方がほとんどであり、私自身も大いにお世話になった方々です。
私は、客席の片隅から、心を込めて感謝の拍手を送りました。
名誉市民の沼尻竜典さんは国内外で活躍されているだけでなく、トウキョウ・ミタカ、フィルハーモニア音楽監督、みたかジュニアオーケストラアドバイザーなどをはじめ三鷹市の音楽のまちづくりに長い間貢献されています。
ご挨拶では、幼い頃式典の会場である光のホールで、初めて三鷹市交響楽団の音楽を鑑賞したり、中学の合唱部で舞台を踏んだ経験が今の音楽家の活動につながっていることなどについて、ユーモア溢れるご挨拶をされました。
特別功労者として感謝状を受領され、代表して謝辞を述べられたのは、私が客員教授を務めているルーテル学院大学の前学長の市川一宏先生です。
市川先生には長らく三鷹市健康福祉審議会の副会長、NPO法人三鷹ネットワーク大学推進機構の副理事長をはじめ特に福祉の分野で活躍していただきました。
ご挨拶では、「自分は多くの方々との出会いと協働の中で育てられ、共に、新しい取り組みを創り出してきたという経験から、むしろ出会ってきた多くの人々に感謝したい」と謙虚に話されました。
そして午後、私は「三鷹市市制施行70周年記念式典」第2部感謝状贈呈式に出席しました。
私は受付で自治功労感謝状を受け取りました。
贈呈式では自治、教育・子育て、スポーツ・文化、参加と協働、福祉、産業、環境、安全安心の8部門について、各2人が代表受領されました。
感謝状は、個人のみならず、公益財団法人、社会福祉法人、医療法人、NPO法人、株式会社など、多様な団体にもおくられています。
代表受領された方々のうちのお1人が代表して挨拶されました。
お一人おひとりの市政に関わる活動が紹介され、それぞれが三鷹市民のしあわせのために、多様な活動を実践されているご努力のありがたさを痛感しました。
感染予防対策のために、客席は原則として1人おきに着席しているとはいえ、客席には私が市長在任中ご活躍された多くの皆様のお顔が並んでいます。
コロナ禍で多くの市内行事が中止となり、なかなかお目にかかれなくなった皆様とお久しぶりに再会して、「会話は控えてください」とのアナウンスがありましたので、目と目を見交わしながらも思わず微笑みが生まれます。
私は、この日、午前の式典、午後の感謝状贈呈式の両方に出席する機会に恵まれましたので、これだけ多くの個人の皆様、団体の皆様との協働で迎えた市制施行71年目であることを噛み締めました。
そして、壇上の代表受領された方々へ、それから私と同じように客席にいらっしゃるすべての受領者の皆様へ、心を込めて拍手を送りました。