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三鷹市市民文化祭の工芸展 ・華道展を訪問しました。

三鷹市市民文化祭の工芸展 ・華道展を訪問しました。

11月7日、三鷹市市民文化祭の一環として三鷹市芸術文化センター展示室で開催の工芸展 ・華道展を訪問しました。

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工芸展では、清水八千代会長に案内していただき、木彫による箱など、能面、押し花絵などの作品を鑑賞しました。
会員の皆様がそれぞれデザインを構想し、指先や道具を使って生み出す作品には、心がこもっていると共に、一つひとつの作品には個性が溢れていると感じました。
そして、工芸ならではの作家の息吹を感じました。

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華道展では、微笑みながら「実は90歳を超えているんですよ」と自己紹介された草月流の長島露珀さんと小原流の瀧島佳春さんにご案内をいただきました。
長島さんの作品は、年齢を感じさせない大作で、とても躍動的です。

また、長年にわたり小学生にも華道を教えられている小原流の瀧島佳春さんの作品の隣には、今回も会期の前半は東三鷹学園三鷹市立第一小学校スマイルクラブいけばな教室の4年生から6年生の児童の作品、後半は連雀学園三鷹市立第四小学校きらめきクラブいけばなクラブの2年生から6年生の児童の作品が展示されていました。

私が市長時代に進めていただいた、まさに、小学生から90代の方までが参加する「多世代の華道展」が2年ぶりによみがえりました。

とはいえ、瀧島さんは、コロナ禍の悩みも話してくださいました。
「実は、子どもたち対象の華道クラブだけでなく、高齢者対象の華道教室でも活動しているのですが、コロナ禍でコミュニティ・センターが休館し、地区公会堂も使用中止となり、活動を休止せざるを得なくなりました。そのことは感染症対策の為に致し方ないことではありますが、他方で残念ながら高齢者のフレイル(虚弱性)が増す可能性が増したように思います。今後、改めて感染症対策に努めながら、可能な限り華道を通して、その回復に貢献したいと思っています。」とのことでした。

コロナ禍が地域活動に与えたマイナスの影響の克服が、文化活動においても課題であることと感じました。

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