新川中原住民協議会図書委員会主催「古本市」を訪問しました。
- 2022/01/30
- 三鷹市
- 新川中原住民協議会, 新川中原コミュニティセンター, 新型コロナウイルス
三鷹市新川中原コミュニティセンター体育館で、新川中原住民協議会図書委員会主催「古本市」が開催され、午前中に訪問しました。
これは図書室の除籍本のリサイクルを図る取り組みであり、約400冊の除籍本が、1冊20円均一で頒布されています。
新川中原住民協議会は1981年11月に発足して、40周年を迎えていますが、コミュニティセンターの施設を検討する段階から、市立図書館に遠い立地であったことから、図書室の必要性が提起され、2階に設置されて、住区の市民に愛用されています。
2013年に近くに南部図書館が開館する迄はもちろんのこと、今でも身近な図書室は貴重です。
そして、社会を持続可能なものにするための開発目標である「SDGs」が提唱される前から、この図書のリサイクルの取り組みが継続されています。
「SDGs」にそった、図書という資源を大切にすることを通して、地域の持続可能性を求めるコミュニティ活動の実践です。
ボランティアの図書委員の皆さんは、「今日は開始直後から特に絵本や児童書が人気です。大人の方では、お一人で十冊以上選んで持って帰る人もいらっしゃいます。皆さん、読書がお好きなんですね。」と笑顔で話してくれました。
確かに親子連れが目立ちました。
感染対策のために会場の入り口で検温をして、名前と連絡先を記入した紙を提出します。
また、扉も窓も大きく開けて換気していたことから、寒風が入るほどの会場でしたので、思わずボランティアの皆様に、「どうぞ、風邪をひかないように気をつけてくださいね」と申しました。
図書室の本なので、ほとんど全てが初版本です。
私も、1990年代の絵本と20年ほど前に出版された本を何冊か求めました。
オミクロンのためにしばらく「巣篭もり」が求められそうですので、読書に励みたいと思います。