清原慶子 Official Website

こども家庭庁設置法案等準備室では、こどもたち向けのパンフレットを作成しました。
こども家庭庁設置法案及び関連法案は既に国会に提出されており、4月中に、重要法案として審議が開始される予定です。

近年、日本では出生率が低下して急速に少子化が進んでいます。
また、親などの保護者から暴力をうけたりつらいことをされたりするこども(こども虐待)やいじめによって深刻な命の問題がもたらされる事例も増えています。
いろいろな事情で学校に通うことができないこども（不登校）が増加していますし、コロナ禍で、就学や就業などの困難に直面したり、悩んだり苦しい思いをしているこどもや若者がいます。
こうした状況は社会問題として、政府の各省庁ごとの対応がなされてきてはいますが、その総合的で適切な対応や支援が必要となっています。

このこどもをめぐる課題について、政府は、こどもの目線で、こどもの権利を大切にして、すべてのこどもがそのいのちを守られ、自分らしく健やかに安心して過ごすことができるように、「こどもまんなか社会」の実現が必要と判断してきました。
そこで、そのために政府の新たな組織としてつくることにしたのがこども家庭庁です。
「こどもまんなか社会」を推進する為に、是非とも、こどもたちにこそ、こども家庭庁についての情報が伝わり、関心が高まり、自分ごととして望ましい在り方について考え、その意見が反映されていってほしいと思います。
その一歩としてこのパンフレットがこどもたちに伝わることを願います。

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodomo_seisaku_suishin/pdf/betu2_kodomo_siryou.pdf