全国知事会事務総長中島正信さんを訪問しました。
今日は4月1日に全国知事会事務総長に就任された中島正信さんを訪問しました。
中島さんは神奈川県職員を経て副知事をされた県政の経験者です。
私は2020年度から、全国知事会地方自治先進政策センター頭脳センター専門委員を務めており、この間、全国の都道府県がそれぞれに取り組む先進的な政策について、特に教育と文化の部門の事例を評価させていただいてきました。
すなわち、全国知事会では、各都道府県の各分野の政策を共有してその横展開を図ろうとしています。
自治体の政策の質の向上を図る為には、ある程度の競争も重要ですが、他の自治体の取り組みを学びながら、それぞれの地域の実情に合わせて応用したり、創意工夫のヒントにしています。
私は4月1日に内閣官房こども政策参与に就任したことを報告し、こども政策の現場である自治体と国との連携の為に今後の全国知事会との情報共有と意見交換をお願いしました。
中島さんからは神奈川県内のこどもの居場所づくりの事例をいくつか紹介していただきました。
また、こども政策を担当する調査第二部の仙田康博部長、調査第三部の鈴木成部長とも対話しました。
お二人もそれぞれ神奈川県職員、東京都職員であり、4月に就任されたばかりだそうです。
私は市政経験者として、基礎自治体である市区町村は住民に最も近い政府であり、行政であると自負していました。
その上で、基礎自治体と広域自治体である都道府県との連携は不可欠ですので、今後もこども政策の分野をはじめとして、全国知事会の皆様との対話の機会を持ち続けていきたいと思います。