第23回「障がい者との共生、交流を目指すチャリティーコンサート」に参加しました。
NPO法人アンリミテッド知的障害者支援の会理事長で岡本るみ子バレエスタジオ代表の岡本るみ子さんからご案内が届き、4月30日開催の第23回「障がい者との共生、交流を目指すチャリティーコンサート」に参加しました。
特別ゲストはウクライナのキーウ在住でキーウバレエ団で活躍していたユーリア・ヴェルランさんです。
会の初めに岡本さんのインタビューに答えてユーリアさんは、「キーウに侵攻が開始以降、10回ほどシェルターに避難したが、怖くて心臓がぱくぱくし、身の危険を感じて人生で最も怖かった。そこで、ハンガリーに避難したが、かねて日本でバレエ活動の際に知り合った岡本理事長と連絡が取れ、信頼できる岡本さんがいる日本に避難してきた。これからは日本で日本語を勉強して、日本の子どもたちにバレエを教えたい。これから踊る『平和の祈り』では、ウクライナのためにみなさんには一緒に祈ってほしい」と語りました。
ユーリアさんが白い花の献花台の前で踊った『平和の祈り』には、命の危険を感じながら一縷の望みを持って日本に避難してきたユーリアさんの、なによりも故国における争いの終結と、多くの人の命が守られる平和の実現を祈る切実な想いが込められているように受け止めました。
今回のコンサートの収益金はウクライナの障がい者に送られるとのことです。