鷹南学園三鷹市立東台小学校スクールサポーター(SS) の「読み聞かせ 交流会」に参加しました。
6月13日、コロナ禍で3年ぶりに開催の鷹南学園三鷹市立東台小学校スクールサポーター(SS) の「読み聞かせ 交流会」に参加しました。
会場の図書室には、SS代表の唐澤えり子さん、世話人、私を含む17人が集まりました。
世話人の進行で、各自が、読み聞かせボランティアに参加した動機、好きな絵本などについての自己紹介をして、まずは相互に知り合いました。
私は学生時代の若い頃に三鷹市の公団住宅の1つである新川島屋敷団地内の地域文庫活動のお手伝いをした経験から、読み聞かせに出会ったことを話しました。
私は一貫して働きながら2人の娘を育てましたが、娘たちのために絵本の読み聞かせはよくしました。
また、娘たちが通う幼稚園などで読み聞かせのボランティアをした経験を紹介しました。
そして、同居している次女が、上のこどもが東台小に入学した2年前はちょうどコロナ禍が始まった時期で、娘はSSになり読み聞かせボランティアをしていました。その様子を見ていた私は、今春に下の孫が東台小に入学したことを契機に、祖母として読み聞かせボランティアをしたいとSSになった経過を話しました。
交流会には、4月に校長に就任した小林陽子校長も参加して、ご自身が幼少期に父親からアンデルセンや日本の昔話の読み聞かせをしてもらった経験、小学校教諭として読書や読み聞かせを重視して取り組んできた経験から、読書や読み聞かせを見聞きすることの意義について話してくださいました。
初参加の方には初めてのこどもが今年、東台小に入学したお母さんが6人いました。
そういえば、参加者は校長を含めて全員女性でした!
どの方からも、こどもの学校での活動に協力することを通して、少しでも自分のこどもはもちろんのこと今のこどもたちの様子を知りたいという想いを感じました。
実際、私もまずは祖母として、孫の通う学校活動に少しでも貢献したいとの想いがあることから、お母さんたちの我が子への想い、今のこどもたちへの思いやりに共感しました。
また、参加者の中には、地域で長らくペガサス文庫活動をされている大野さんがいました。
東台小にまだSSとしての読み聞かせがない時期から、お子さんが在学中に読み聞かせやストーリーテーリングをされて、その後お子さんが卒業しても継続してきたそうです。
さらに、児童文学者協会所属の絵本作家の押川理佐さんは、リアルなこどもたちの現場で活動したいと、5、6年前から読み聞かせのボランティアをされているそうです。
その日も、ご自身の著作(絵は渡辺雄一さん)である『ねこまるせんせいとうみプール』(おはなしワンダー2009年8月号・世界文化社)の読み聞かせをしてくださいました。
この本はたまたま限定出版なので一般に入手はできないとのことで、だからこそ貴重な絵本の存在を知りました。
押川さんは他にも多くの本を出版されたり、NHKのEテレの番組の脚本も手掛けられている方なので、子どもにとっては絵本の作者本人に読み聞かせをしてもらう機会があることはとても貴重であると思います。
交流会から出かけて帰宅すると、SS事務局から一学期後半の読み聞かせボランティアの日程表の記入を求めるメールが届いていました。
早速、孫たちのクラスだけでなく、6年生やくすのき学級(特別支援学級)の予定日に行ける日を記入しました。
お当番が決まるのはまだ先ですが、特に6年生は小学校最後の学年ですので、小学生の思い出として心に刻めるような本を探すとともに、これから本格的に読み聞かせの練習をしていきたいと思います。