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統計委員会で統計関係施設の視察を行いました。

統計委員会で統計関係施設の視察を行いました。

私が委員を務めている総務省統計委員会では、総務省第二庁舎(新宿区)の統計関係施設の視察を行いました。

まず、政府統計を探す上で大変に便利なインターネット上の窓口である政府総合統計窓口E-statについて、改めてサービスの説明を受けました。

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E-statは、統計に関する検索が容易であるだけでなく、特別なデータが必要がない場合には、【統計ダッシュボード】という主要な統計データをグラフや時系列表でわかりやすく掲載されているページが興味深いです。
このページにより人口動向等をはじめとして現代社会の動向をデータの裏付けをもってわかりやすく知ることができます。

また、最近では国の基幹調査である国勢調査や家計調査の作成を担当する独立行政法人統計センターでは、AI(人口知能)が活用されていて、回答者が自由記入欄に記載した会社名や商品名等の多様な文字の判別や分類の精度が、OCR(光学式文字認識)に比較して格段に向上していることを確認しました。
回答者が回答してくれた自由記入欄の回答の反映率の向上は正確な統計のために不可欠です。

同日に開催の「公的統計の品質向上のための特別検討チーム」の会合は、感染予防対策の為に原則としてオンラインでしたが、その日は視察の後の開催でしたので久しぶりに会議室で参加しました。

川崎座長、萩野統計委員会担当室長とも本当に久しぶりの対面でした。
川崎座長と私以外の委員はオンライン参加ですので、いわゆるハイブリッドの会議です。
私は座長の正面に座りましたので、進行の際、委員の挙手がなかったり途切れた際のふ沈黙や静寂の時がありますが、私は座長の声を直接聞き、その表情が直接的に見えますので、発言のタイミングがとらえやすいように感じました。
そこで、結果的にはオンライン参加の会議より発言回数が多くなりました。

今後しばらくはオンライン会議やハイブリッド会議が続くと思いますが、時々はリアルの対面の会議に参加することが必要ではないかと感じました。

公的統計品質向上のための特別検討チームのURLはこちらです。
https://www.soumu.go.jp/.../kaigi/02shingi05_02000551.html

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