ほのぼのネットのお茶会が開催されました。
6月16日、近所の三鷹市中原一丁目地区公会堂の前を通りかかると「ほのぼのネット」の旗が見えました。
窓を開けて換気をしているので、話し合いの声が少し聞こえてきます。
思わず訪問すると、ちょうど「ほのぼのネット」の中原班のボランティアの皆さんが会議中です。
「ほのぼのネット」というのは、三鷹市社会福祉協議会が行なっている市民ボランティアによる地域福祉の取組みです。
活動の趣旨は、住みなれた地域で、誰もが安心していきいきと暮らせるまちづくりを目指して、研修を受けた「ほのぼのネット員」が悩みごとの相談相手となり解決まで手助けする取り組みです。
ネット員は、各班の地域の民生・児童委員、赤十字奉仕団員やボランティアの皆さんです。
三鷹市内には字(あざ)ごとに複数のほのぼのネットの班があり、中原地区にも2つのほのぼのネットの活動があり、現在は合計すると28の班が、コロナ禍に創意工夫をしながら活動しています。
午後にはコロナ禍で3年ぶりとなる中原班の高齢者対象のお茶会が開かれました。
まず新川・中原地域包括支援センター職員が、熱中症予防等の情報を提供しました。
続いて、マスク越しですが、歌を歌いつつ軽体操が行われていました。
3年ぶりのリアルな集まりの再開の日でしたので、参加者の皆さんの様子をみますと、「2年以上我慢してきたけれど、やっぱり対面で会うとホッとするわね!」と参加者同士で目と目を見交わしていました。
長引くコロナ禍がもたらしているのは対面の機会への慎重な対応であり、3年ぶりの再開のこの日も、マスク越しの再会となるとともに、用意されたお菓子もその場で食べるのではなくお持ち帰りということでした。
従来は2時間の集まりでしたがこの日は1時間だっとはいえ、高齢者にとってこうした集まりが心身の元気を保つ上で不可欠な機能を果たしていることを、参加者の皆さんもボランティアの皆さんも再認識した午後でした。