三鷹市洋舞連盟の”22洋舞フェスティバルを鑑賞しました
三鷹市洋舞連盟による’22洋舞フェスティバルを鑑賞しました。
三鷹市公会堂光のホールの入口では、会長の安達哲治さん、前会長の岡本るみ子さん、元会長の高麗和夫さんが歓迎してくださいました。
プログラムを読むと、安達会長が次のように書いていました。
「バレエ芸術はどこでいつ生まれたかご存知でしょうか? それはルイ14世の時、フランスで生まれました。ルイ14世は、フランスの格調高く優雅な立ち振る舞いと権威を示すため、礼儀作法としてスタートしました。従って軍隊の男性のみに限られたものでした。そして今日まで400年もの間、時代時代の革新を取り込みながら発展してきました。しかし、技術がどんどん進んできても、バレエ的規範は、例えば脚のポジション、変わらず受け継がれてきた伝統は守られています。ですから、バレエの規範の中で、それを乗り越え、自由を獲得し個性を磨いていくものなのです。本日参加の出演者が、その伝統に立ち向かっている過程とその可能性に大きな拍手でエールをお送りいただければと存じます」
プログラムの第1部の1番目は岡本るみ子さんの振付による『平和の祈り』でした。
その踊りを、1日も早く世界での戦争が終わり、平和が訪れることを会場の皆様と一緒に祈りながら鑑賞しました。
2番目は AKIバレエグループの『ナポリターナ』と『The March』、3番目はミタカバレエアカデミーの『時の踊り』と『パキータ』でした。
第2部の1番目は高和学院・橘バレエ教室の『ドンキホーテ』第2幕より夢の場、2番目は、今年から加入したアール・バレエスタジオの『Cake walk』、3番目は岡本るみ子バレエスタジオの『コッペリア』第3幕より、でした。
コロナ禍で3年ぶりの洋舞フェスティバルでしたが、幼児や小学生、中学生、高校生と思われる若いバレリーナの皆様の躍動が素晴らしい舞台で、安達会長がプログラムに書かれていたからではなく、その心を合わせた群舞に、見事なソロの踊りに、いつしか自分自身も爪先立ちして踊っているような気持ちになっており、掌が痛くなるほどの拍手を送りました。
コロナ禍で練習も困難を極める中にあって、集中力で見事なバレエを見せてくださった踊り手の皆様、指導者の皆様に、心から感謝します。