清原慶子 Official Website

12月8日まで東京大学安田講堂で開催の東京大学主催東京フォーラム2019 Shaping the Future に初日の6日に参加しました。

午後、ソフトバンクグループ代表取締役会長兼社長孫正義さんとアリババ グループ創立者馬雲（ジャック・マー）さんの特別対談で、まず語られたのは「お二人は社会をより良い方向に変化するために何をすべきかという哲学を語り合う親しい関係である」ということです。
そして、相互の創業者の経験をもとに、「今は、夢を抱いて未来を拓く若い世代の活動を支援したいという想いと行動がお二人に共通している」とのことです。

孫正義さんは、十代の頃、家庭教師の薦めで 「竜馬がゆく」をはじめ司馬遼太郎の本を耽読し、純粋な心と改革の精神で良い生活を創造したいと決意し、自分はどうすればよいかを真剣に考え、留学をしたとのこと。
マーさんは、社員をエンパワーすることが、会社をエンパワーすることであり、ビジネスとは、顧客でもある人々のために、社員である人々と共に成長していくことと語りました。

若者に向けて、孫さんは「夢を信じて強いパッションとビジョンでその実現を構想してほしい」と語り、マーさんは「楽観的に行動し、不平は言わないように」と助言しました。
会場は撮影禁止でしたのでお二人の写真は紹介できませんが、私が当日受け止めた、情報通信分野の創業者のお二人が語られた、未来に向けてよりよい暮らしを構想する情熱と責任感を少しでもお伝えできれば幸いです