エントリー

地域ケアネットワーク新川・中原の副代表に選ばれました

地域ケアネットワーク新川・中原の副代表に選ばれました

三鷹市地域ケアネットワーク新川・中原(ケアネットしんなか)委員会の会議が開催され、推進ボランティアとして参加しました。
この会議では、去る4月25日に開催された会議で次期役員の選挙があり、その結果を受けて、新しい役員が承認されました。
代表は引き続き畑谷貴美子さん、副代表は引き続き大戸理惠子さん、そして副代表の新任として小田切茂美さんと私が選出され、承認の後、就任しました。

私が「ケアネットしんなか」の活動に参加したのは、三鷹市長を退任した2019年6月のことで、まだ約4年の活動しかしていなかったわけですので、この間、委員会の会議への参加、しんなかサロンやウオーキング大会などの事業に支援員として参加はしてきましたが、選挙結果は本当に思いがけないことでした。
そこで、当初は副代表への就任を辞退して次点の方に就任していただきたいとお願いしましたが、その方も役職を多く持たれていて就任が困難であるということで、やはり選挙で選んでいただいた皆様の想いをしっかりと受け止めるべきであると決心してお引き受けいたしました。
私は三鷹市長在任中、市民の皆様にお願いをして、社会福祉協議会の地域福祉コーディネーター、町会・自治会の皆様、市民の皆様、民生児童委員、地域包括支援センター、医師会等専門家を構成メンバーとして、緩やかな地域福祉のネットワークを作ることで、福祉行政だけでは届かない地域福祉活動を進めようと考えて、7つのコミュニティ住区ごとに地域ケアネットワークを設立していただき、市の地域福祉課地域ケアネット係との協働の歩みを推進してきました。
そんな私は、4年前に、市長を退任したので地域ケアネットワークの活動は各地域にお任せするというのでは、理屈が合わないと思いました。
そこで、一人の市民として、地元の「ケアネットしんなか」の畑谷代表に相談をして、団体の代表ではなく、自身の発意による推進ボランティアとして加入することを委員会で承認していただき、活動に参加してきたのです。

この日の委員会では、正副代表、世話人等の改選が承認され、町会・自治会や各団体代表の交代について確認されました。
そして、2022年度の活動報告を確認した後、2023年度の事業計画を承認し、PR分科会、サロン分科会、サポート分科会の報告を共有しました。
その後、アットランダムに座ったメンバーによるグループワークを行いました。テーマは、「自分の団体での困りごと」「ケアネットしんなかでやりたいこと」「地域を活性化していく方法」など、各自の自己紹介を含めて自由に語り合いました。

私のグループでは、

①メンバーの高齢化・若い担い手の不足をどのように克服するか
②都営住宅では入居者の高齢化が進む中月1回の一斉清掃が安否確認の機会として有意義であるなど、戸建ての住宅地でも近隣の付き合いが減少傾向にあり孤立化の課題が顕在化していること
③コロナ禍で高齢者・保育園・障がい者施設においては利用者の感染予防を優先するなどのために地域交流が困難となり、孤立化や市民理解の減少が課題となっていることから今後の交流及び地域理解の促進が課題であること

などの意見交換が行われました。

他のグループでも、同様の課題が共有されているとともに、ケアネットしんなかの周知度の向上が課題であること、多様な団体との交流によるこれまで以上に地域全体に目配りをした「散らばった居場所づくり」の推進が課題であることなどが話し合われたとのことです。
短時間ではありましたが、地域ケアネットワークのメンバーが地域課題として共通して認識すべきことが確認されたと共に、ケアネットしんなかが多様な関係団体、多世代の人財によって構成されていることの強みも感じました。
そして、特に初めて地域団体の代表として参加された方々が、ケアネットしんなかを通じて、それぞれの団体及び個人にとってやりがいある活動をしていきたいとの意欲を共有しました。

委員会の後、お茶とコーヒーでごく短時間交流のひとときを持ちました。
そして、改めて、畑谷代表、大戸副代表、小田切副代表と、お互いに支え合ってボランティアの皆さまとご一緒に、とにかく「楽しいケアネットしんなか」の取組みを創っていきましょうと決意を新たにしました。


 

ユーティリティ

記事検索Entry Search

Search
キーワード

過去ログArchives

RSS Feed