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(公財)消防育英会の評議員会議で議長を務めました。

(公財)消防育英会の評議員会議で議長を務めました。

(公財)消防育英会の評議員会議に出席しました。
この日は、いつも議長をおつとめの方が欠席で、私が初めて議長に選出されました。

消防育英会は、一般の災害や東日本大震災で公務中に死亡した消防士や消防団員のお子さんに奨学金を支給して支える組織です。
この日は、2022年度の事業報告と決算が審議され、いくつかの重要な質疑応答ののちに可決されました。
2022年度は165名の小学生・中学生・高校生・大学・専門学校等の奨学生が対象でした。東日本大震災から12年が過ぎて、大学等を卒業する奨学生が増えたので人数は減少しています。
奨学金の金額は、小学生9,000円、中学生10,000円、高校生(自宅通学)18,000円、高校生(自宅外通学)23,000円、大学生等(自宅通学)大学生等(自宅外通学)41,000円で、学校進学時の入学一時助成金遠金として、小学校から高校までが50,000円大学生が120,000円です。
奨学金の財源は、全国消防団員拠出金、全国消防職員拠出金、全国知事会・全国市長会・全国町村会・日本船舶振興会の助成金、(公財)JKA補助金等でまかなわれています。

また、消防育英会事業の安定的な運営のために、2014年度から、飲料水の売り上げの一部を育英会に寄付する「消防育英会支援自動販売機」を、総務省消防庁・消防大学校や消防本部等に合計で全国35都道府県に513台設置されており、一定の収入になっています。もし、この自動販売機を見つけたら、ぜひご利用をお願いします。
保護者が消防の公務で亡くなられたことで、そのこどもたちが教育の機会を損なわれないように取り組むこの消防育英会の取組みが、こどもたちの人生の選択において少しでも力になっていることを心から願います。

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