エントリー

第24回アンリミテッド・チャリティ・コンサートを鑑賞しました

第24回アンリミテッド・チャリティ・コンサートを鑑賞しました

NPO法人アンリミテッド知的障害者支援の会・岡本るみ子バレエスタジオ主催第24回アンリミテッド・チャリティー・コンサートに招待されて鑑賞しました。
このチャリティ・コンサートは2000年に第1回が開催されていますが、長期に渡る継続は見事です。
 
主催する2つの団体の代表をつとめる岡本さんは、企画・構成・振り付け・演出などを手掛けるバレエの専門家で、三鷹市洋舞連盟の前会長です。
今回の公演でも、バレエスタジオ生によるバレエ・コンサートも、ゲストのバレエダンサーによる『オーロラの結婚』の振り付けもされています。
今回のスペシャルゲストはナポリ生まれのジョゼッペ・サルモーネさんで、現代的にアレンジされたネオクラシックのバレエは素人の私にもその技量の巧みさやすばらしさが伝わります。
また、三鷹市在住の朗読家・原きよさんが司会に加えて朗読されてバレエを紹介していく『お菓子の大舞踏会』に魅了されました。

このコンサートは、東京都、杉並区、武蔵野市、三鷹市、東京都社会福祉協議会など12団体で、地域の障がい者団体も協力しています。
そこで、休憩中に出会ったお一人は、発達障がい者の交流組織であるモンブランの会のお母さんです。息子さんは、三鷹市内の社会福祉法人おおぞら会の『工房時』で就労されています。この日は、お母さん、お仲間や職員の方々とバレエを鑑賞してとても明るい笑顔です。
こうして、障がいのある人もない人も、共に学び、働くとともに、クラシックバレエを含む芸術文化に触れ合うことは極めて大切なことであることを痛感しました。
誰一人も取り残さない、「インクルーシブ」という言葉が示す「共生」とは、決して特別なことではなく、それぞれの身体的心理的状況を配慮しつつも、日常生活に普遍的に保障され、さりげなく、なにげなく、普通の事として進めていきたい状態であると思います。

ユーティリティ

記事検索Entry Search

Search
キーワード

過去ログArchives

RSS Feed