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三鷹市産の柑橘類「鷹兵衛」をいただきました

三鷹市産の柑橘類「鷹兵衛」をいただきました

今年も三鷹市産の柑橘類で品種は「しらぬい」名称は 【鷹兵衛】 の今春最後の逸品を三鷹市野崎の吉野南農園の吉野壽夫さんからいただきました。
糖度が高く、するっとのどを通る食感はみごとです。

この形の柑橘類は一般には「デコポン」として知られていますが、この名称は熊本県果実農業協同組合連合会(JA熊本果実連)の登録商標であることから、許諾がないと使用できません。
そこで、吉野さんが登録商標として、三鷹の鷹を生かした「鷹兵衛 」を申請して数年前に認可されました。
吉野さんのふるさと三鷹を愛するお気持ちが、美味しい柑橘類の名称を登録商標として申請され、認可されたことに深く込められていることに心から敬意を表し、感謝します。

吉野さんは三鷹市の民生・児童委員を務められていた当時、民生・児童委員協議会の会長を務められて、民生・児童委員の皆様の結束を強められた温かいお人柄です。
その後、私が三鷹市長として社会福祉協議会の理事であった吉野さんに会長への就任をと願っていたところ、理事会の総意で就任していただくことになりました。
それまでは社会福祉協議会の会長には三鷹市役所職員として副市長、収入役や教育長などの管理職を経験した人が務めていたことから、吉野さんは市民として初めて就任されたことになります。
そこで、特に印象的なことは、2011年の東日本大震災発生時は、三鷹市、社会福祉協議会、農業協同組合、商工会、青年会議所等の団体が協働して被災地支援に臨みましたが、その際の吉野会長の統率力に大いに助けられました。
また、毎年77歳以上の市民をご招待して開催した9月の『敬老のつどい』の共催では、ご一緒に民生・児童委員の現役及び経験者による「しろばらコーラス」の皆様に会長と市長が加わって壇上で合唱したことも楽しい想い出です。

昨年、会長職を退任された吉野さんは最近は農業に集中されていますが、測量技師としての資格もお持ちです。
実は、現在私が住んでいる土地を求める際に、前の持ち主に依頼されて測量をされたのが吉野さんで、測量図で吉野さんのお名前を承知していた私は、民生・児童委員である吉野さんと初めてお会いした時に、ご縁の深さを感じたものです。
地球温暖化によるものか、天候不順の年が続いていますので、三鷹の地で柑橘類を栽培することにはご苦労が多いと思います。
吉野さんには丹精を継続されて、来季の鷹兵衛の豊作を心から願っています。 

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