エントリー

文部科学省中央教育審議会委員に再任されました

文部科学省中央教育審議会委員に再任されました

3月10日付けで永岡桂子文部科学大臣から前期に引き続き中央教育審議会委員に任命され、3月15日に今期初めての総会に文科省の会議室で出席しました。
冒頭、会長には荒瀬克己委員(独立行政法人教職員支援機構理事長)が選任され、副会長には永田恭介委員(筑波大学長)と橋本正博委員(住友生命保険相互会社代表取締役会長)が指名されました。

会議前に、荒瀬会長が感激されたのは、荒瀬会長が京都府立堀川高校にお勤めの際、後藤景子委員のお子さんが教え子であったことから、教師と保護者が、同じ審議会の委員として再会することになったことです。
不思議なご縁ですね。
実は同様のことが、私にもあります。
この度新たに委員に就任された埼玉県戸田市教育長の戸ヶ崎勤委員には、私が座長を務めている「令和の日本型学校教育」を推進地方教育行政の充実に向けた調査研究協力者会議で副座長をしていただいており、この間、オンライン会議がもっぱらであったことから、この日には本当に久しぶりにリアルに対話することができました。
また、独立行政法人国立女性教育会館理事長で、日本NPOセンター代表理事の萩原なつ子委員とは、これまで生涯学習分科会でご一緒に審議してきましたが、長年に渡り三鷹市のNPO法人への支援や指導をしていただいています。
また、東京都立桜修館中等教育学校統括校長、全国高等学校長協会会長の石崎規夫委員は、私が三鷹市長当時、三鷹市内にある都立三鷹高校が都立三鷹中等教育学校に移行する際に副校長を務めていらしたので、懐かしく再会しました。
さらに、台東区立忍岡中学校校長、全日本中学校長会会長の平井邦明委員は、私が三鷹市長当時、教育委員会と連携し、保護者や地域住民の皆様のご理解を得て初めて開設した「コミュニティ・スクールを基盤とした小中一貫教育」のモデル校である三鷹市立第二中学校で副校長としてご活躍いただいていました。
加えて、上智大学総合人間科学部教授の奈須正裕委員には、小中一貫カリキュラムの作成過程においてご指導いただきました。
このように、三鷹市が進めてきたコミュニティ・スクールを基盤とした小中一貫教育」にご貢献いただいた皆様が、中央教育審議会の委員としてもご活躍いただくことを、本当に心強く思います。
そして、学校法人聖心女子学院常務理事の日比谷潤子委員は、三鷹市内の国際基督教大学の学長をされていた際、三鷹ネットワーク大学の理事を務めていただくことをはじめとして、幅広く協働させていただきました。

このように、中央教育審議会は29人の委員ですが、多くの委員とは同時期に委員を務めるという共通点以外にも、深いご縁をいただいていることに感銘を感じざるを得ません。
この日は、出席者全員が、今期審議すべき内容についての意見や抱負などを表明しました。
共通しているのは、今期の審議会の使命は、まずは前期に提出された「教育振興基本計画」や「教師の養成・採用・研修」に関する答申を具体化することです。
私は、改めて、こども・若者を含む当事者に寄り添い、教育の現場の実態・実感、地域の実情などに即した審議に臨みたいという決意を新たにしました。
幅広く多様な分野から選出された委員の皆様とご一緒に、誠心誠意、委員としての使命を果たしたいと思います。

ユーティリティ

記事検索Entry Search

Search
キーワード

過去ログArchives

RSS Feed