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三鷹市山本有三記念館スケッチコンテストを鑑賞しました

三鷹市山本有三記念館スケッチコンテストを鑑賞しました

三鷹市公会堂さんさん館2階のギャラリーでは、1月29日まで、三鷹市山本有三記念館スケッチコンテストが展示されています。
この記念館は大正末期に建てられた洋館で、文学者であり参議院議員を務めた山本有三が1936年(昭和11年)から1946年(昭和21年)まで家族とともに住んでいました。
山本有三はここで、代表作「路傍の石」や戯曲「米百俵」を執筆しました。
そして、自らの蔵書を利用してこどもたちの読書文化向上のために「ミタカ少国民文庫」を開いたことで知られています。

私が三鷹市長在任中の2017年に、築後90年を過ぎて老朽化していた建物を保存するために、クラウドファンディングによるご寄付をお願いし、それを含めて改修しました。
その改修工事を検討する過程で、山本有三記念館を今まで以上に皆様に身近なものにしたいと、管理する公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団の職員や三鷹市職員が連携して開始したのがこのスケッチコンテストです。
今年度で8回目を迎えています。
私は、玉川上水沿いの「風の散歩道」に面した門から見る建物も好きですが、写真にあるように家の裏側の広い庭から見る建物も好きです。
今年の市民賞などの賞については展示会場を来訪した方々による1人2票の投票を反映して決められるとのことで、私も投票しましたが、スケッチはどれも秀逸で、2点選ぶのは難しくて、迷いに迷いました。

スケッチを描いた人と関係者以外は撮影禁止でしたので、写真でお見せできなくてすみません。
こうして、文学者の住まいであった記念館が、絵画の文化も育んでいます。

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