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地域ケアネットワーク新川中原(ケアネットしんなか)の最近の活動から

地域ケアネットワーク新川中原(ケアネットしんなか)の最近の活動から

ケアネットしんなかでは、毎月第4木曜日の午後に「しんなかサロン」を開催しています。
新型コロナウイルス感染症予防のために、この間は申込制で、少人数で開催してきましたが、第5類に移行したことから、秋以降は申込制は無くす予定です。
ケアネットの委員も感染対策の為に少人数で対応してきましたので、サロン担当ではない私はしばらく参加を控えていましたが、8月の定例会に久しぶりに参加しました。

最初にケアネットしんなかの畑谷会長を支える3名の副代表のうち、サロン担当の小田切さんが開会の挨拶をしました。
その中で、先日開催された【しんなか委員会】で、警視庁三鷹警察署の千葉生活安全課長から提供された情報を伝えました。
千葉課長によると、三鷹市内の刑法犯認知件数は昨年より130件増加して502件となっており、特に自転車盗が増えていて194件だそうです。また、いわゆる特殊詐欺は7月末現在で38件で被害額は約6,500万円、昨年より13件増加しているとのことです。しかも、振り込みではなく、家にお金を取りに来る形式がほとんどだそうです。
そこで、留守番電話や自動通話録音機での対応が有効であるとのことです。
参加者は、特殊詐欺の被害者はほとんどが高齢者であることから、真剣に聴いていました。
私が三鷹市長に就任した2003年には市内で約3千件発生していた刑法犯認知件数が、その後の市民・警察署・市役所の協働による安全安心パトロール等の取組みにより、一貫して減少傾向にありました。
特にコロナ禍にあっては在宅率もあがったせいか空き巣等を窃盗をはじめ犯罪の減少傾向が顕著でしたが、第5類に移行して増加傾向にあることは重要な情報であり、今まで以上に防犯と治安維持に努める必要があることを参加者の皆様と再確認しました。

この日は、まずは参加者有志と委員で盆踊りを踊りました。着席している参加者も、手ぶりを合わせて夏の恒例の盆踊りである東京音頭と炭坑節を楽しみました。
その後、「脳トレ」をしたり、懐かしい唱歌を合唱しました。
さらに、社会福祉協議会からの酷暑における適切なエアコン使用等の情報提供が行われ、まだまだ続く酷暑の今年の健康管理の必要性を共有しました。
さて、ケアネットしんなかにふさわしい【買い物支援】のかたちを模索する中から、サロンの会場でもある新川中原コミュニティセンターでは原則として営利の活動を行うことができないとの規約があるところ、市に検討を依頼して規約を柔軟に運用する方針が固まり、ケアネットしんなかが提案したように、サロン開催の際の12時から13時半迄の間に、コミュニティセンターの1階ロビーで障がい者の自立支援を行う福祉事業所の出張販売が7月から実施されることになりました。
奇数月は【社会福祉法人にじの会ワークショップハーモニー】、偶数月は【社会福祉法人むうぷ食茶房むうぷ】が担当してくださることになりました。
そこで、8月のサロンの日には、食茶房むうぷの皆様がお弁当やクッキーを販売してくださいました。
私も、感謝の気持ちでごまのクッキーときなこのクッキーを買いました。

サロンでは、参加者もボランティアも、それぞれに頻繁に水分補給を行い、室内での事業ではありますが、熱中症対策に配慮して進めました。
参加者の皆さんは、「この暑い夏を凌げたのも、サロンでのこうした地域の皆さんとの出逢いが元気の素です。」「サロンで会ったお仲間と、別の機会でも出会って、暑さに負けないようにと励まし合っているんですよ」と話してくれました。
ボランティアで参加しているメンバーも、「実は私は参加者の年齢なのですが、もうしばらくはボランティアとして頑張りたいんです」と笑顔です。
地域コミュニティは、年齢を超え、世代を超えた、相互交流と支え合いが素晴らしいですね。

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