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ケアネットしんなか主催「スマホでつながり力を高めて健康長寿講座」に参加しました

ケアネットしんなか主催「スマホでつながり力を高めて健康長寿講座」に参加しました

私が副代表を務めている「地域ケアネットワーク(ケアネットしんなか)」では、先日、「スマホでつながり力を高めて健康長寿講座」を開催しました。
これは、【明治安田生命武蔵野東営業部】の企画提案と協力を得て開催したものです。
私は受付を担当しましたが、参加者は主として70歳以上の高齢の方で、「今日の体調はいかがですか?」とお聞きすると、「お蔭様で今朝は幾分涼しかったので元気ですよ。」「暑い夏を乗り越えて元気です。今日を楽しみにきましたよ」などと答えてくださいました。
講座の前半は、株式会社Moffの山上剛史さんです。
山上さんは、防衛省の元3等空佐で、2016年にオーストラリア国立大学大学院防衛学修士課程在学中に、お母様が倒れたとの報を受けて、その後、介護の必要からやむなく退官されたそうです。
現在は、訪問看護事業・看護小規模多機能・グループホーム等を経営されているそうです。
山上さんは、それまでお元気だったお母様が突然倒れて必要になった介護の体験をかなり詳しく紹介されることによって、参加者には要介護・要支援にならない【健康長寿】の必要性を痛感して聴講することを促したように思います。
山上さんは、「要介護認定者数の推移」「介護が必要になった主な原因」「主な介護者の割合」「要介護別にみた主な介護者の介護時間」などのグラフを説明された後に、「在宅介護の具体例」を紹介されました。
そして、最近の他者との「つながりをはばむもの」として、新型コロナウイルスの蔓延による「コロナフレイル」、すなわち心身の強さや社会的なつながりの弱体化を指摘しました。
「未病」こそが大切であり、そのためには「つながり力を高めて健康長寿に」と、具体的には①近くで交流しましょう、②気取らない(ほど良い)関係を作りましょう。③自分のためになることから始めましょう、と呼びかけます。
講座の後半は、実際に会うことが難しくなってきている今、オンライン会議や、手軽な交流の手段として「LINE」のオープンチャットの取組みについて説明をしました。

そして、実践に入り、サポートスタッフの山本尚子さんや私たちケアネットのスタッフが加わって、参加者の皆様がスマホの操作をしました。
実際に操作しながら、アプリケーションの利用方法を確認し、その後アプリケーションの解除についても説明があり、参加者は解除しました。
最後に、畑谷代表は「山上さんが提案した健康長寿のために
①近くで交流しましょう
②気取らない(ほど良い)関係を作りましょう
③自分のためになることから始めましょう
という内容は、【ケアネットしんなか】の取組みに参加していただくことで可能ですので、ぜひ、今後も様々な事業に参加してください」と呼びかけました。
アンケートでは、「講師のお話が役に立った」「今まで以上に健康長寿を心掛けていきたい」などと前向きな感想をいただきました。
山上さんのご家族やお仕事でのご体験を踏まえた具体的なお話が、参加者の皆様に届いたのだと思います。

また、明治安田生命の皆さまは休憩時間や終了後に、掌(てのひら)で測定できる【血管年齢測定】と【野菜摂取充足度調査・べジチェック】をしてくださいました。
参加者はそれぞれの結果を今後の健康管理に生かしたいと、口々に語っていました。
私も初めて【血管年齢測定】を体験したのですが、幸い実年齢よりも9歳若い結果となり、「血管の弾力性はとても良い状態です。非常に若い血管です」とのシートのコメントに、少しホッとしました。
ただ、べジチェックとは、皮膚のカロテノイド量を測定しています。カロテノイド量は、緑黄色野菜については「意識して、もう少し野菜のおかずを増やしてみましょう」という評価で、「野菜不足」との評価のぎりぎりの数値でした。
今夏は特に農家の庭先販売を活用して夏野菜をなるべく摂取しているつもりでしたが、トマトをはじめとした緑黄色野菜の摂取が少なかったのだと反省しました。

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